現地11月３日（日本時間４日）、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が全米野球記者協会（BBWAA）が発表したナ・リーグのサイ・ヤング賞最終候補３人に選出されたことを複数の米メディアが伝えた。

　山本のほかにピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズ（10勝10敗、防御率1.97）、フィラデルフィア・フィリーズのクリストファー・サンチェス（13勝５敗、防御率2.50）が入った。

　山本は、メジャー２年目の今季、開幕投手として登板するなど、30試合に先発。12勝８敗（勝率.600）、201奪三振、防御率2.48の好成績をマークした。ポストシーズンでも６試合に登板（５先発）し、33奪三振、２登板連続完投を含む、５勝（１敗）を挙げた。なかでもワールドシリーズ第７戦の中０日でのリリーフ登板では、無失点で抑えて優勝投手となり、同シリーズのMVPに輝いた。
  　サイ・ヤング賞候補入りした山本に対してネット上には、以下のようにさまざまなコメントが寄せられた。

「あれ、まさかサイ・ヤング賞までいける⁉」
「凄い僅差になりそうな予感」
「数字だけじゃわからない山本由伸の強さ」
「ポストシーズンが評価に入らないなら、スキーンズか」
「最強ピッチャーはヤマモロで異論なしです」
「勝ち星ではサンチェスにいくが、数字的にはスキーンズ」
「由伸サイ・ヤング賞でも異論はないだろ？」
「やはりスキーンズが本命かな」

　なお、同３日、ドジャースはロサンゼルス市内での優勝パレードと本拠地ドジャー・スタジアムでセレモニーを開催。山本も参加し、大勢のファンから祝福を受けた。

構成●THE DIGEST編集部

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