ワールドシリーズ連覇を成し遂げたロサンゼルス・ドジャースが現地11月３日、優勝パレードとセレモニーを開催。ロサンゼルスの街が、直近６年で３度目となるドジャー・ブルー一色に染まった。

　とりわけポストシーズンで活躍した“お祭り男”のキケ・ヘルナンデスは、パレードの最中に「みんなに楽しんでもらいたい。１年中、俺たちを支えてくれたから連できたんだ」と沿道を埋め尽くす大勢のファンに感謝した。

　ドジャー・スタジアムでのセレモニーでは、「チームメイトはみんな謙虚なんだ。でも、そろそろ本気で言ってもいいと思う。優勝した後、みんな“王朝だと思うか？”と質問してくるけど、どうだい？　６年で３回（の優勝）だぞ。しかも２連覇だ。俺たちはマジでクソったれな王朝なんだぜ、ベイビー！」と放送禁止用語を使いながら、高らかに王朝を宣言した。

　さらにK・ヘルナンデスは、自身のXに優勝パレードとセレモニーの感想を記載。「パレードであんなにたくさんのプエルトリコの国旗を見られたのは、本当に特別な経験だった」と綴った。続けて「パレードの間、ずっとこんなんだった」と記して“頭が爆発している絵文字”を添え、「ロサンゼルス、あれば最高だったよ！」を振り返った。

  　そんなK・ヘルナンデスは2025年シーズン限りで契約が満了。このオフにFAとなる。ドジャースとの再契約がなければ退団となるなか、多くのドジャースファンがK・ヘルナンデスの残留を願った。

「みんな君を愛している」
「来年もまた一緒にプレーしよう」
「君は最高だ」
「LAはキケを愛しているぞ」
「ドジャースで引退してほしい」
「ロサンゼルスの伝説だ」
「最高のスピーチだったぞ」
「ずっとドジャースにいて」
「来年もこの感動を味わおう」
「再契約だ。絶対に手放すな」

　コメント欄は、ドジャースファンによる「愛している」「来年も一緒に」の大合唱だった。

　K・ヘルナンデスは１年前と２年前もFAとしてオフを迎えたが、それぞれドジャースと単年契約。今シーズンは開幕直前の２月に再契約を結んでいた。

　ファンの希望どおり、34歳のK・ヘルナンデスはドジャースと再契約となるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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