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「諦めることはない」昨季はまさかの0勝11敗…高橋光成がMLB挑戦への思いを激白! 山本由伸にはNPBでは“勝ち越し”「遠くない存在だと思う」

THE DIGEST編集部

2025.11.11

ポスティングシステムの利用で念願のMLB挑戦を果たす高橋。(C)THE DIGEST

 埼玉西武ライオンズからポスティングシステムを利用してMLBに挑戦する高橋光成が、TBS系列の番組「S☆1」で、今後への思いを語った。

 今季の8勝など、NPB通算73勝を挙げている28歳の右腕はまず、先のワールドシリーズに言及。第7戦までもつれ、山本由伸や大谷翔平、佐々木朗希が所属するロサンゼルス・ドジャースが2年連続の世界一に輝いたシリーズについて、「あれを見て、メジャーに行きたいとみんな思いますよね」と興奮を隠さない。

 番組では、同シリーズで3勝を挙げてMVPに輝いた山本に対して、高橋がNPBで先発で11回投げ合い5勝3敗と勝ち越していたと紹介。そんな背景から高橋は山本を「遠くない存在だと思います。マッチアップもしたし、自分もできるかもしれないという気持ちにはなります」とし、「スタート地点に立てるのは嬉しいです」と述べる。

 高卒ルーキーだった2015年から早くも1軍で5勝を挙げ、プロ5年目から23年まで4度の二桁勝利をマーク。MLB志望を公言していた高橋だが、去年は試練に直面した。調整が遅れて開幕ローテーションから外れると、復帰後もなかなか結果が出ない。最終的には0勝11敗と、信じがたい成績になってしまった。
 
 それでも、高橋は「諦めることはないですね。諦めるよりは(MLBに)行かなかった時の後悔が半端ないなと。そこの後悔だけは、したくないというのが一番強いです」と振り返る。

 また西武の先輩で、現在はロサンゼルス・エンジェルスでプレーしている菊池雄星が戦っている面からもMLB移籍が楽しみだという。

「今からワクワクしています。雄星さんに憧れてずっと過ごしてきているので。1年でも早く同じ舞台に立ちたいと思って頑張っていました」

 はたして、高橋はMLBのどの球団に入るのか、今後に予定されている交渉に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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