大谷翔平の4度目のMVPは、確実な状況だ。
今シーズンのMVP発表を現地11月13日(日本時間14日)に控えるなか、米放送局『NBC Sports』は「ナ・リーグの受賞者については、議論の余地はない」としてロサンゼルス・ドジャースの大谷の受賞を確実視した。
「大谷が4度目のMVPを受賞するだろう。2021年と23年にロサンゼルス・エンジェルスでア・リーグMVPに輝き、ドジャース1年目の24年にはナ・リーグMVPを手にした。今年は"50-50"を達成した24年(打率.310、54本塁打、59盗塁、130打点)ほどの圧倒的成績ではなく、打率.282、55本塁打、102打点で、盗塁は20に終わった。投手として復帰し、投球回は47イニングに過ぎず、防御率2.87、1勝1敗。マウンドでそれなりに活躍したものの、大きな違いを生むものではなかった」
それでも大谷の受賞は揺るがないという。
「大谷にとって幸運だったのは、強力な対抗馬がいなかったことだ。シュワーバーが56本塁打、132打点と素晴らしい成績を残したが、指名打者としての出場が主だったため、大谷との差を埋めるまでには至らない。フアン・ソトはシーズン終盤の2か月はMVP級だったが、もっと早くに調子を上げる必要があった」
一方で注目なのが、ア・リーグのMVPレースだ。ノミネートされているのは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、カル・ローリー(シアトル・マリナーズ)、ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)の3選手。大谷一強のナ・リーグとは異なり、ジャッジとローリーの一騎打ちの構図だ。
「2度受賞しているジャッジが、3度目に輝くと予想する声が多い。60本塁打のローリーが53本のジャッジを上回り、捕手および両打ちのシーズン最多本塁打記録を樹立。さらに125打点とジャッジの114を超えるなど、圧倒的な数字を残した。最も難しいポジションの捕手を担いながらの成績は、例年であればMVP受賞に十分値する。しかし、総合的に見ればジャッジの優位性が際立っている」
このようにジャッジ対ローリーのア・リーグMVP対決は、ジャッジに軍配が上がると予想した。以下は、両リーグMVPにノミネートされた計6選手の成績だ。
2025年ア・リーグMVPノミネート選手
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)打率.331、出塁率.457、長打率.688、53本塁打、114打点、OPS+ 215、bWAR 9.7
カル・ローリー(マリナーズ)打率.247、出塁率.359、長打率.589、60本塁打、125打点、OPS+ 169、bWAR 7.4
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)打率.283、出塁率.360、長打率.503、30本塁打、85打点、OPS+ 137、bWAR 5.8
2025年ナ・リーグMVPノミネート選手
大谷翔平(ドジャース)打率.282、出塁率.374、長打率.582、55本塁打、102打点、OPS+ 179、bWAR 6.6/投手成績:1勝1敗、防御率2.87、K/BB 62/9、bWAR 1.1
カイル・シュワーバー(フィリーズ)打率.240、出塁率.365、長打率.563、56本塁打、132打点、OPS+ 150、bWAR 4.7
フアン・ソト(メッツ)打率.263、出塁率.396、長打率.535、43本塁打、105打点、OPS+ 160、bWAR 6.2
構成●THE DIGEST編集部
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今シーズンのMVP発表を現地11月13日(日本時間14日)に控えるなか、米放送局『NBC Sports』は「ナ・リーグの受賞者については、議論の余地はない」としてロサンゼルス・ドジャースの大谷の受賞を確実視した。
「大谷が4度目のMVPを受賞するだろう。2021年と23年にロサンゼルス・エンジェルスでア・リーグMVPに輝き、ドジャース1年目の24年にはナ・リーグMVPを手にした。今年は"50-50"を達成した24年(打率.310、54本塁打、59盗塁、130打点)ほどの圧倒的成績ではなく、打率.282、55本塁打、102打点で、盗塁は20に終わった。投手として復帰し、投球回は47イニングに過ぎず、防御率2.87、1勝1敗。マウンドでそれなりに活躍したものの、大きな違いを生むものではなかった」
それでも大谷の受賞は揺るがないという。
「大谷にとって幸運だったのは、強力な対抗馬がいなかったことだ。シュワーバーが56本塁打、132打点と素晴らしい成績を残したが、指名打者としての出場が主だったため、大谷との差を埋めるまでには至らない。フアン・ソトはシーズン終盤の2か月はMVP級だったが、もっと早くに調子を上げる必要があった」
一方で注目なのが、ア・リーグのMVPレースだ。ノミネートされているのは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、カル・ローリー(シアトル・マリナーズ)、ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)の3選手。大谷一強のナ・リーグとは異なり、ジャッジとローリーの一騎打ちの構図だ。
「2度受賞しているジャッジが、3度目に輝くと予想する声が多い。60本塁打のローリーが53本のジャッジを上回り、捕手および両打ちのシーズン最多本塁打記録を樹立。さらに125打点とジャッジの114を超えるなど、圧倒的な数字を残した。最も難しいポジションの捕手を担いながらの成績は、例年であればMVP受賞に十分値する。しかし、総合的に見ればジャッジの優位性が際立っている」
このようにジャッジ対ローリーのア・リーグMVP対決は、ジャッジに軍配が上がると予想した。以下は、両リーグMVPにノミネートされた計6選手の成績だ。
2025年ア・リーグMVPノミネート選手
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)打率.331、出塁率.457、長打率.688、53本塁打、114打点、OPS+ 215、bWAR 9.7
カル・ローリー(マリナーズ)打率.247、出塁率.359、長打率.589、60本塁打、125打点、OPS+ 169、bWAR 7.4
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)打率.283、出塁率.360、長打率.503、30本塁打、85打点、OPS+ 137、bWAR 5.8
2025年ナ・リーグMVPノミネート選手
大谷翔平(ドジャース)打率.282、出塁率.374、長打率.582、55本塁打、102打点、OPS+ 179、bWAR 6.6/投手成績:1勝1敗、防御率2.87、K/BB 62/9、bWAR 1.1
カイル・シュワーバー(フィリーズ)打率.240、出塁率.365、長打率.563、56本塁打、132打点、OPS+ 150、bWAR 4.7
フアン・ソト(メッツ)打率.263、出塁率.396、長打率.535、43本塁打、105打点、OPS+ 160、bWAR 6.2
構成●THE DIGEST編集部
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