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引退カーショウが語る日本人コンビの“凄み”「山本由伸はとてつもない度胸」「大谷翔平はクレイジーだ」 米番組で再び絶賛

THE DIGEST編集部

2025.11.13

ドジャースのカーショウは日本人コンビの活躍を改めて振り返った。(C)Getty Images

ドジャースのカーショウは日本人コンビの活躍を改めて振り返った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ(WS)連覇に貢献し、18年間の現役生活を終えたクレイトン・カーショウが現地11月12日、米メディア『Barstool Sports』のポッドキャスト番組「Pardon My Take」に出演。その中でチームメイトの山本由伸、大谷翔平の“凄み”を改めて力説している。

 まず山本に関しては、トロント・ブルージェイズとのWSで見られた“中0日登板”について、「とてつもない度胸だ。これに尽きる」と言及。第6戦で6回1失点と好投した日本人右腕は、翌日の第7戦を9回途中から救援登板。ピンチをしのぎながら延長11回まで無失点の熱投を見せ、日本人史上2人目のシリーズMVPに輝いた。

 山本の快投を振り返ったカーショウは番組内で、「WS制覇は彼のおかげ。本当に感謝だ」「素晴らしい、最高の男。一緒にいると楽しい」と賛辞を惜しまない。なかでも第7戦の投球については、「93マイル(約149.7キロ)の初球スプリットを目の当たりにして、『人間じゃない…』と思った」「超人的だ」と漏らし、そのタフさを強調した。
 
 一方で大谷については、「ショウヘイのような野球選手なんて、もう二度と現れないだろう。だから今、彼を評価しなくてはならない」と強く主張。「すべてを上手くこなす男で、一緒にいても楽しい。いい奴で、本当によく笑う。クラブハウスでも良い存在だ」と続けており、優れた人間性にも魅了されているようだ。

 特にポストシーズンでカーショウが度肝を抜いたのは、ミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。大谷はこの試合、1試合3本塁打&10奪三振という歴史に残る二刀流パフォーマンスをやってのけた。この離れ業にカーショウは、「クレイジーな試合だ」と大きな敬意を示していた。

 自身のキャリア最終章を類まれな才能を持つ日本人選手とともに最高の形で飾れたことは、球史に残るレジェンド左腕にとっても忘れられない記憶となったはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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