現地11月13日、全米野球記者協会(BBWAA)会員30人の投票によるシーズンMVPに、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が満票で選ばれた。
大谷のMVP受賞は3年連続4度目。バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツなど)の7度に続く、歴代単独2位の受賞回数となった。
2025年シーズンの大谷は打者として、打率.282、55本塁打、102打点、20盗塁、出塁率.392、長打率.622、OPS1.014。投手として14度の先発で1勝1敗、防御率2.87、WHIP1.04をマークした。
ロサンゼルス・エンジェルスで2度(21、23年)、ドジャースでは在籍2年(24~25年)で2度のMVPとメジャーを席巻する大谷について、MVP投票を行なったBBWAA会員のジェフ・フレッチャー記者(カリフォルニア地元紙『Orange County Register』)が、ひとつの指摘を行なった。
13年からエンジェルスを担当し、メジャー1年目から現在までの大谷を見守ってきたフレッチャー記者は、「大谷のベストシーズンは実は22年だったと思う。過去5年で唯一MVPを受賞できなかったシーズンだ」と、MVPを“逃した”22年の大谷に注目した。
「22年は“たった”34本塁打、OPS.875だったが、投手成績が突出していたからだ。防御率2.33、166イニング、サイ・ヤング賞投票で4位だった」
22年の大谷は、出場157試合で打率.273、出塁率.356、長打率.519、OPS.875、34本塁打、95打点。投手として28先発、15勝9敗、防御率2.33。MLB史上初の投打ダブル規定到達の偉業を成し遂げ、サイ・ヤング賞投票で4位に入った。
ただ、22年はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)のシーズンだった。出場157試合で打率.311、出塁率.425、長打率.686、OPS1.111、62本塁打、131打点。WAR、OPS+、wRC+、WPAなどの項目でリーグトップを叩き出し、61年ぶりにリーグ本塁打記録を更新。シーズン終了後から大谷とジャッジのリーグMVP論争が、大きな話題となった。
MVP投票では記者30人中28人が、ジャッジを1位に選出。大谷を1位としたのは、通信社『AP通信』のグレッグ・ビーチャム記者と、米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者の2人だけだった。両者ともロサンゼルスを拠点にしている記者だ。
もし、フレッチャー記者が22年当時にMVP投票権を持っていたら、大谷に1位票を投じたかもしれない。いまでも22年の二刀流パフォーマンスを持ち出すほど、フレッチャー記者にとって当時の大谷は大きな衝撃だったようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像&動画】4度目のMVP受賞を喜ぶ大谷ファミリー!
大谷のMVP受賞は3年連続4度目。バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツなど)の7度に続く、歴代単独2位の受賞回数となった。
2025年シーズンの大谷は打者として、打率.282、55本塁打、102打点、20盗塁、出塁率.392、長打率.622、OPS1.014。投手として14度の先発で1勝1敗、防御率2.87、WHIP1.04をマークした。
ロサンゼルス・エンジェルスで2度(21、23年)、ドジャースでは在籍2年(24~25年)で2度のMVPとメジャーを席巻する大谷について、MVP投票を行なったBBWAA会員のジェフ・フレッチャー記者(カリフォルニア地元紙『Orange County Register』)が、ひとつの指摘を行なった。
13年からエンジェルスを担当し、メジャー1年目から現在までの大谷を見守ってきたフレッチャー記者は、「大谷のベストシーズンは実は22年だったと思う。過去5年で唯一MVPを受賞できなかったシーズンだ」と、MVPを“逃した”22年の大谷に注目した。
「22年は“たった”34本塁打、OPS.875だったが、投手成績が突出していたからだ。防御率2.33、166イニング、サイ・ヤング賞投票で4位だった」
22年の大谷は、出場157試合で打率.273、出塁率.356、長打率.519、OPS.875、34本塁打、95打点。投手として28先発、15勝9敗、防御率2.33。MLB史上初の投打ダブル規定到達の偉業を成し遂げ、サイ・ヤング賞投票で4位に入った。
ただ、22年はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)のシーズンだった。出場157試合で打率.311、出塁率.425、長打率.686、OPS1.111、62本塁打、131打点。WAR、OPS+、wRC+、WPAなどの項目でリーグトップを叩き出し、61年ぶりにリーグ本塁打記録を更新。シーズン終了後から大谷とジャッジのリーグMVP論争が、大きな話題となった。
MVP投票では記者30人中28人が、ジャッジを1位に選出。大谷を1位としたのは、通信社『AP通信』のグレッグ・ビーチャム記者と、米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者の2人だけだった。両者ともロサンゼルスを拠点にしている記者だ。
もし、フレッチャー記者が22年当時にMVP投票権を持っていたら、大谷に1位票を投じたかもしれない。いまでも22年の二刀流パフォーマンスを持ち出すほど、フレッチャー記者にとって当時の大谷は大きな衝撃だったようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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