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ユーティリティ性は魅力、しかしスタジアム効果は不安… ベリンジャー再獲得の利点とリスクを地元メディアが分析

THE DIGEST編集部

2025.11.17

ドジャースはベリンジャーの獲得に動く可能性がある。(C)Getty Images

ドジャースはベリンジャーの獲得に動く可能性がある。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースが、フリーエージェント(FA)となったコディ・ベリンジャー(前ニューヨーク・ヤンキース)の獲得に動く可能性があると、現地11月16日、地元メディア『Dodgers Nation』が報じている。

 同メディアによると、マイケル・コンフォートがFAで離れたことで、外野の補強が急務となる中、ベリンジャーはドジャースにとって理想的な補強となり得るという。  
 
 しかし、ベリンジャーのドジャースでの最後の2シーズン(2021~22年)は、打率.193、OPS.611と低迷が続き、当時の不振はファンの記憶にまだ残っている。一方で、ベリンジャーは25年シーズン、ヤンキース移籍後に29本塁打、98打点、打率.272、出塁率.334、OPS.814を記録し、復調を果たした。

 地元メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、ドジャースが再獲得に動く際のメリットとデメリットを指摘している。

 メリットとしては「レフト、ライトに加え、フレディ・フリーマンの休養日には一塁も守れるユーティリティ性」を挙げた。

 一方、デメリットについて「ヤンキー・スタジアムでの成績に強く支えられていた点」を問題視。同球場は、ホームプレートから右翼フェンスまでが約95.7メートル(左翼フェンスまでは96.9メートル)と左打者有利の設定で、ベリンジャーは29本塁打のうち18本を同地で放っている。対照的に、敵地ではOPS.715と平均的な数値にとどまったという。

 因みにドジャー・スタジアムの右翼フェンスはホームプレートから約100.6メートルと深く、ヤンキー・スタジアムのような左右非対称の構造もないため、同じような打球が本塁打にならない可能性がある。この球場環境の差が、復帰後の成績に影響するかが、最大の焦点となる。

 今シーズンは復調したとされるベリンジャーだが、成績の再現性には慎重な見極めが求められるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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