ヤクルトからポスティングでのメジャー移籍を目指している村上宗隆の移籍先候補として、日本と馴染みの深い球団名が挙がっている。現地11月18日、米メディア『TWSN』が、村上のロサンゼルス・エンジェルス入りについての可能性を探るトピックを掲載した。

　同メディアは、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）がMLBデビューを飾った球団であると振り返りながら、「ムラカミが次の所属先を探す中で、ロサンゼルス・エンジェルスを軽視するわけにはいかない」などと主張。さらに、「南カリフォルニアを本拠としており、日本からの距離的な観点でも、日本のスターには最適なエリアとなる」と地理的なメリットにも言及している。
  　また、村上の打者としてのスキルを高く評価する同メディアは、「エンジェルスは現時点で10年間プレーオフを逃しており、アルテ・モレノオーナーはすでに我慢の限界に近い。球団が優勝を狙うチームのように動く可能性もあり、モレノがムラカミに大金を投じることも考えられる」とも予想。

さらに同メディアは、「マイク・トラウトから学べることも、交渉の場でエンジェルスにとって強力な武器になるかもしれない」として、新たなスラッガーを迎え入れるうえで優位であると見通しながら、「ただし、忘れてはいけないのは、このチームは最近、日本にルーツを持つカート・スズキを新監督に起用したという点だ」と断じている。

新監督の存在がエンジェルスにとって、「追い風になる可能性があり、ムラカミ獲得の後押しになるかもしれない」と期待を寄せ、「多くの日本人選手は、新しい国への移行を手助けしてくれる存在がいるチームを望む傾向が強く、その役割を担える人物として監督は最適だ」と持論を並べた。

　記事では、「他の球団もムラカミには興味を示すだろうが、エンジェルスを完全に外すことはできない」と訴えるとともに、「この組み合わせには合理性があり、アンソニー・レンドーンを今後の戦力として数えられない以上、ムラカミを三塁に据えることも可能だ」と来季の構想も記している。

　エンジェルスが実際に有力候補のひとつとなるのか、その可能性は定かではない。しかし、MLBの中でも日本選手とさまざまな形で関わってきた歴史を持つだけに、村上がメジャーデビューを果たす球団の選択肢としては、十分な条件を備えていることも間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい！ 華やかに“始球式”を彩った美人女優＆タレントたちを大特集！

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も 

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！