オフシーズンもこの男をめぐる議論が熱を帯びている。
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは今オフ、自身3度目となるリーグMVPを受賞した。その数日後、専門チャンネル『MLB Network』の中で、解説者の1人であるハロルド・レイノルズ氏が発したジャッジに対するコメントが論争の火種となったという。
米メディア『YANKS GO YARD』の11月30日のトピックによると、「レイノルズ氏が最近、ジャッジは“間違いなく”ヤンキース史上トップ5に名を連ねてキャリアを終えると断言した」と伝えており、この主張に対し、同メディアも「興味深い議論を呼び起こした」と反応している。
続けて、「ジャッジの突出した成績や将来の殿堂入りは疑いようがない。ただし、ジャッジが“トップ5”になれるかどうかを左右する、ヤンキースという球団特有の巨大な要素が2つ存在する」と同メディアは説明。1つ目の要素として、「ジャッジが競うことになる“レジェンド”の数があまりに多いという点だ」と訴えており、「ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ミッキー・マントルの3人に届くとは思えない」と断じている。
一方で、ヨギ・ベラ、デレク・ジーター、ジョー・ディマジオの名前を挙げ、「ジャッジはこのうちの2人を追い抜かねばならない」としながらも、「ヤンキース純粋主義者や野球史家にとって、かなり気まずい議論が生まれる」と言葉を濁す。
また、もう1つの条件として挙がっているのが、「リングの数」だ。同メディアは、「名前が挙がった6人のヤンキースレジェンドは、平均して6.83回の優勝を経験している」などと説きながら、世界一0回のジャッジに対し、「並べてみると残酷なほどの落差だ」などと強調する。
だが、2000年以降のMLBが「かつて無い程、戦力均衡に支配されてきた」と評する同メディアは、往年のプレーヤーたちと同列の比較は困難と分析。その上で、「合理的な見方をすれば、ジャッジが5度の優勝を果たすことはない。2度優勝するかどうかさえ不透明だ」と見通しながら、「しかし、もし1度も優勝できなければ、どれだけMVPを積み重ねても、彼を“球団史上トップ5”と呼ぶことはできない。――当面は、この議論が燃え続けることになりそうだ」などと綴り、トピックを結んでいる。
現在、選手としてピークの真っ只中にいるジャッジ。すでにヤンキース史に残る存在となっているが故、さまざまな声が向けられることは避けられないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは今オフ、自身3度目となるリーグMVPを受賞した。その数日後、専門チャンネル『MLB Network』の中で、解説者の1人であるハロルド・レイノルズ氏が発したジャッジに対するコメントが論争の火種となったという。
米メディア『YANKS GO YARD』の11月30日のトピックによると、「レイノルズ氏が最近、ジャッジは“間違いなく”ヤンキース史上トップ5に名を連ねてキャリアを終えると断言した」と伝えており、この主張に対し、同メディアも「興味深い議論を呼び起こした」と反応している。
続けて、「ジャッジの突出した成績や将来の殿堂入りは疑いようがない。ただし、ジャッジが“トップ5”になれるかどうかを左右する、ヤンキースという球団特有の巨大な要素が2つ存在する」と同メディアは説明。1つ目の要素として、「ジャッジが競うことになる“レジェンド”の数があまりに多いという点だ」と訴えており、「ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ミッキー・マントルの3人に届くとは思えない」と断じている。
一方で、ヨギ・ベラ、デレク・ジーター、ジョー・ディマジオの名前を挙げ、「ジャッジはこのうちの2人を追い抜かねばならない」としながらも、「ヤンキース純粋主義者や野球史家にとって、かなり気まずい議論が生まれる」と言葉を濁す。
また、もう1つの条件として挙がっているのが、「リングの数」だ。同メディアは、「名前が挙がった6人のヤンキースレジェンドは、平均して6.83回の優勝を経験している」などと説きながら、世界一0回のジャッジに対し、「並べてみると残酷なほどの落差だ」などと強調する。
だが、2000年以降のMLBが「かつて無い程、戦力均衡に支配されてきた」と評する同メディアは、往年のプレーヤーたちと同列の比較は困難と分析。その上で、「合理的な見方をすれば、ジャッジが5度の優勝を果たすことはない。2度優勝するかどうかさえ不透明だ」と見通しながら、「しかし、もし1度も優勝できなければ、どれだけMVPを積み重ねても、彼を“球団史上トップ5”と呼ぶことはできない。――当面は、この議論が燃え続けることになりそうだ」などと綴り、トピックを結んでいる。
現在、選手としてピークの真っ只中にいるジャッジ。すでにヤンキース史に残る存在となっているが故、さまざまな声が向けられることは避けられないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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