ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・メッツからフリーエージェント（FA）となっていたエドウィン・ディアズと電撃契約に合意した。現地12月９日（日本時間10日）、米放送局『Fox Sports』をはじめ、米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ氏など複数メディア、記者らが報じた。

　常勝軍団にメジャー屈指の守護神が加入する。米スポーツ専門局『ESPN』の敏腕記者ジェフ・パッサン氏によると、ドジャースはMLB通算253セーブを誇るディアズと３年6900万ドル（約107億円）で契約した。今季までメッツの守護神として活躍した右腕は62試合に登板して６勝３敗、28セーブ、防御率1.63だった。
  　ドジャースは昨季オフにサンディエゴ・パドレスからタナー・スコットと４年総額7200万ドル（約106億円＝当時）で大型契約。守護神として期待されたが、61試合に登板して１勝４敗23セーブ、57イニングで防御率4.74と精彩を欠いた。特にレギュラーシーズン後半戦は試合終盤で打ち崩されて星を落とすゲームが目立ち、10度のセーブ失敗は今季メジャー最多。ワイルドカードシリーズとNLDSではロースター入りしていたが、登板機会がないまま離脱。ポストシーズンは佐々木朗希が代役で守護神を務めていた。

　大物守護神を獲得したドジャース。ワールドシリーズ３連覇を目指す王者は今オフ、懸念だったリリーフの補強に成功した。

構成●THE DIGEST編集部

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