ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodgers Way』は現地12月22日、今オフの外野手補強に関する記事を配信。同じナ・リーグ西地区のライバルチームからトレードで引き抜くアイデアを共有した。

　同メディアが獲得を推奨したのはコロラド・ロッキーズのブレントン・ドイルだ。デビューから２年連続ゴールドグラブ賞を獲得した27歳の中堅手は「安価で、テオスカー・ヘルナンデスに大きく縛られているLAの外野守備を大幅に強化するだろう」と高く評価している。
  　ロッキーズは2014年以来、メジャー選手が関わるトレードは起きていない。しかし、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は「状況が変わるかもしれない」と、ロッキーズとの取引が活発になる可能性を示唆している。

　その理由がロッキーズの新GMに就任したジョシュ・バーンズ氏の存在だ。ドジャースに10年以上在籍し、2025年まで上級副社長を務めていた同氏の加入によって、ロッキーズの接し方が変わる可能性があるという。

　客観的に考えると若手のスター候補をロッキーズがトレード放出する可能性は低いが、他チームも獲得に乗り出した場合、ドジャースがコネクションを使って競争を有利に進められるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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