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2026年のドジャースは「欠陥のあるロースターになる可能性」とド軍専門メディア危機感露わ 「最も見通しが悪い」ポジションは...

THE DIGEST編集部

2025.12.25

2026年シーズンを37歳で迎えるロハス。(C)Getty Images

2026年シーズンを37歳で迎えるロハス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodgers Way』は現地12月24日、チャンピオンチームの“高齢化”に対する懸念を示した。

 ドジャースロースターを見てみると、ワールドシリーズに出場した選手のうち、30歳未満だった選手はベン・ロートベット、ジャスティン・ディーン、キム・ヘソン、アンディ・パヘスのわずか4人。いずれも限定的な役割に留まった選手か、打撃面で苦戦した選手のみで、ロートベットとディーンは既に球団を去った。

 31歳の大谷翔平や30歳のウィル・スミスなど今が全盛期の選手もいる一方、36歳のフレディ・フリーマンに33歳のムーキー・ベッツ、35歳のマックス・マンシー、そして33歳のテオスカー・ヘルナンデスらは既にピークは過ぎており、マンシー以外は契約が複数年残っている状況だ。
 
 そのような現状から同メディアは「ファンが考えている以上に欠陥のあるロースターになっている可能性がある」と指摘する。ベッツは2025年シーズンに極度の打撃不振に苦しみ、フリーマンも右足首負傷の影響が26年にも影響を及ぼす可能性がある。

 さらに同メディアが「最も見通しが悪い」と危機感をあらわにするのが二塁のポジションだ。ドジャース二塁手の予想WAR(勝利貢献度)は「2.0」でMLB23位とチーム唯一の20位以下(MLB公式サイトより)。トミー・エドマンが中堅手に本格復帰し、28歳の元ゴールドグラブ賞ユーティリティであるブレンダン・ドノバン(セントルイス・カーディナルス)とのトレードに踏み切らなければ、開幕時37歳とチーム最年長のミゲル・ロハスをレギュラーとして起用する可能性が高いという。

 リーグ屈指の投手陣と上位打線を誇るドジャースだが、“若返り”が必要な段階が迫っているのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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