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プロ野球

CS制度変更に元盗塁王が疑問「下剋上をなくしたいなら、やらない方がいい」1位が10ゲーム差で2勝のアドバンテージ、5割以下は1勝の“ハンディ”

THE DIGEST編集部

2026.01.23

昨年のCSは小久保裕紀監督(左)率いるソフトバンクと、藤川球児監督(右)率いる阪神と、両リーグの王者がCSを突破した。写真:鈴木颯太朗

昨年のCSは小久保裕紀監督(左)率いるソフトバンクと、藤川球児監督(右)率いる阪神と、両リーグの王者がCSを突破した。写真:鈴木颯太朗

 日本プロ野球機構(NPB)は1月20日、12球団監督会議で今秋のクライマックスシリーズ(CS)の開催方式変更を説明した。現行のリーグ優勝チームに与えられている1勝のアドバンテージが、下位チームとリーグ戦で10ゲーム差以上をつけると2勝になる点や、リーグ戦での勝率が5割未満のチームは1勝多く勝たないといけない点などを軸に、調整されているという。

 リーグ優勝の行方を左右する制度改定に、現役時代は横浜(現・DeNA)などで活躍して盗塁王などを獲得した高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで私見を述べた。

 そもそもCSの開催自体に反対なものの、注目度や収益を理由に認めているという立場の高木氏は「結局、試合数を減らしたくない。そこからなのだろうけど、やらなきゃいけないんだろうね。5割を切っているチームが日本一になるならば、違和感があるよね」とコメント。各リーグの2位と3位が対戦する2戦先勝方式のCSのファーストステージについて、こう主張する。

「下剋上をなくしたいなら、やらない方がいいよ。やっている選手は大変だと思う。そのために長いシーズン送って、調整して。5割に届かなかったら(CSファーストステージで)3勝しなきゃいけない。『もういいです。無理です』みたいにならないのかね。疲れると思うよ」
 
 ファーストステージの勝者が1位のチームに挑む4戦先勝方式のファイナルステージについても、手厳しい。

「2勝もあげるんだったら、やらなくて良くないか。だって優勝して10ゲーム以上離してる。それで2勝のアドバンテージをもらえる。勝つに決まっているよね。5ゲームでいいよ。やりたいから、その線引きを、そこでしただけの話で何の根拠もないよ。12.5とか細かい数字が出てくるんだったら、数字的な根拠を出してきたと思うけど『10ゲームぐらいでいいでしょ』みたいな。多分そうだと思う」

 高木氏は“代替案”として、リーグ戦後の全球団によるカップ戦の実施を挙げ、「12球団で。優勝チームはシードで、準決勝から出てくるとか」と提案した。

 21日に行なわれた日本プロ野球選手会の事務折衝では、正式決定はならなかったものの、前向きな方向だと報じられている。CSは今後、どのような形になるのか、今後の動きに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「何の根拠もない」高木豊が“CS改定”に疑問
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