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プロ野球

「MLBの雰囲気とはまったく別物」来日した米記者が日本のプロ野球に脱帽 唯一無二の応援に感激「声援が途切れない」「欧州サッカーに近い」

THE DIGEST編集部

2026.01.29

米記者がプライベート旅行で訪れた横浜スタジアム。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

米記者がプライベート旅行で訪れた横浜スタジアム。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 米スポーツメディア『SB Nation』のマシュー・ラマー記者は1月28日、「日本の野球文化に触れ、試合観戦の魅力を改めて実感」と題した興味深い記事を掲載。プロ野球を現地観戦したレポートを配信し、日本の野球文化に強い衝撃を受けたことを明かした。

 ラマー記者は結婚10周年を記念したプライベート旅行で来日。横浜スタジアムで行なわれた広島東洋カープ対横浜DeNAベイスターズ戦を生観戦した。「バットがボールを捉える乾いた音や、打球が外野フェンスを越えていくにつれ、次第に高まっていく歓声。妻と私は故郷から何千キロも離れた日本にいたが、野球の本質的な魅力は世界共通だった。しかし、NPBの雰囲気はMLBとはまったく別物だった」と率直な感想を綴った。

 続けて、「日本では本塁打を打った際、その選手専用の応援歌が鳴り響き、観客全員が一斉に歌い出す。これはアメリカとはまったく違うものだと思い知らされた」と感激した様子。「常に声を張り上げ、誇り高く応援する。日本の野球ファンは、MLBファンというより欧州のサッカーファンに近い」と例えつつ、スタンド全体が一体となって声援を送り続ける異国の野球観戦に、強い驚きを覚えたようだ。
 
 さらに、ホームチームだけでなくビジターチームにも応援団が存在し、試合中は絶え間なく応援合戦が繰り広げられる点にも言及。「プレーオフのメジャーでも騒がしい試合はあるが、NPBは試合を通して応援が途切れない。スタジアムの空気そのものがまったく違った」と、その熱量の高さを強調した。

 また、「仕事帰りと思わしき観客がスーツ姿で席に着き、そこからユニホームやタオルを身に着けて一斉に声を出す光景は圧巻だった」と振り返る。「日本では野球は単なる娯楽ではなく、国民的スポーツとして文化に深く根付いているようだ。試合以上に雰囲気そのものが楽しかった」と、夕焼けに染まるハマスタでのゲームを満喫したことを綴った。

 そのほかにも、「公共交通が便利で、食事も素晴らしく、旅行先としても魅力的。チケットはオンラインで購入し、ゲートでQRコードを読み取るだけ。警備もアメリカほど厳重ではなく、すぐに席へ向かえた」と日本の観戦環境を称賛した。

 最後に「また必ずNPBを観に行く。あの雰囲気を、もう一度味わえるのが待ちきれない」と締めくくり、海を越えて訪れた米記者の心にも、日本のプロ野球の魅力が強烈な印象として刻まれたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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