野球の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月9日に東京ドームで韓国とオーストラリアが対戦し、韓国が7対2で勝利した。1次ラウンドを通過するには、「2失点以内かつ5点差以上での勝利」という厳しい条件を見事にクリア。4大会ぶりの突破に東京ドームは狂喜乱舞と化し、選手たちはマウンドに集まり歓喜の輪ができた。
すでに日本がプールC1位での準々決勝ラウンド進出が決まっており、2位通過をかけ両国が直接対決。現在1勝2敗の韓国が1次ラウンドを突破するには、まずオーストラリア戦の勝利が最低条件。韓国、オーストラリア、台湾の3チームが2勝2敗で並び、当該チーム間の勝敗も1勝1敗のため、次に比較するのが失点率(失点÷守備アウト数)。現在オーストラリア=0.00、台湾=0.13、韓国=0.17で韓国が最も悪い。韓国が両国を上回るには、2失点以内で、かつ5点差以上での勝利をしなければならない。つまり、オーストラリアにただ勝利するだけでは米国・マイアミ行きの切符は手にできない。
両チーム無得点の2回、先頭のアン・ヒョンミンが左安打で出塁すると、続くムン・ボギョンが右翼席へ特大2ラン。韓国が2点を先取した。
3回には主将イ・ジョンフの適時打で3点をリード。サンフランシスコ・ジャイアンツ所属のメジャーリーガーがチームをさらに勢いづかせると、このあともう1点を追加。4対0でリードを広げる。
あと1点追加すれば1次ラウンド突破がみえてくる韓国は5回2死からアン・ヒョンミンが四球を選び、即座にスチール。二塁にかわると、この日2安打と当たってるムン・ボギョンが左翼フェンス直撃のタイムリー。韓国が欲しかった5点目を挙げ、このままのスコアでいけば韓国が逆転での2位通過が決まる。
ところがその直後、オーストラリアに手痛い被弾を浴び5対1。オーストラリアに2位通過のチャンスが転がり込んだ。
再び加点を狙う韓国は6回表に8番パク・ドンウォンが二塁打。次打者は三直で2死になるも、1番キム・ドヨンの2球目で豪州バッテリーがワンバウンドの暴投。ランナーが三塁まで進むと、4球目外角のチェンジアップを右前に運び韓国が再び5点差にリードを広げると、打ったキム・ドヨンはガッツポーズが飛び出した。
その裏、オーストラリアに2死三塁と一打ピンチを背負うも、5番手ダニングが2球ストライクで追い込むと、最後は高めの145キロ直球で空振り三振。圧巻の三球三振でゼロに抑えると、力強いガッツポーズが出た。
このままの6対1で試合が終われば韓国の準々決勝ラウンド進出が決まる...かと思われた8回裏、6番手のキム・テギョンが四球と犠打で1死二塁にランナーを背負うと、1番のバザーナに痛恨の適時打を浴びる。これで4点差となり、再びオーストラリアが2位通過の対象となった。
またも1点が必要になった韓国は驚異的な底力を見せる。先頭のキム・ドヨンが四球、3番イ・ジョンフの当たりは遊ゴロも、相手遊撃手がボールを弾き二塁への送球が悪送球に。2死一、三塁でアン・ヒョンミンが中犠飛を放ち欲しかった追加点を挙げる。7対2と三度5点差とし、韓国が準々決勝ラウンド進出のチャンスが転がり込むと東京ドームは大興奮。「テーハミング!(大韓民国)」の大合唱に包まれる。
その裏、韓国は7番手のチョ・ビョンヒョンが登板。1死からランナーを出し、7番ウィングローブの打球は右中間を破るかと思われたがイ・ジョンフがスーパーキャッチ。主将の超ファインプレーでピンチをしのぐと、最後の打者を一飛に打ち取りゲームセット。絶体絶命の状況を跳ね返し、土壇場で準々決勝ラウンド進出を決めた韓国の選手たちはベンチを飛び出し大喜び。右翼手イ・ジョンフの目からは涙がこぼれた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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すでに日本がプールC1位での準々決勝ラウンド進出が決まっており、2位通過をかけ両国が直接対決。現在1勝2敗の韓国が1次ラウンドを突破するには、まずオーストラリア戦の勝利が最低条件。韓国、オーストラリア、台湾の3チームが2勝2敗で並び、当該チーム間の勝敗も1勝1敗のため、次に比較するのが失点率(失点÷守備アウト数)。現在オーストラリア=0.00、台湾=0.13、韓国=0.17で韓国が最も悪い。韓国が両国を上回るには、2失点以内で、かつ5点差以上での勝利をしなければならない。つまり、オーストラリアにただ勝利するだけでは米国・マイアミ行きの切符は手にできない。
両チーム無得点の2回、先頭のアン・ヒョンミンが左安打で出塁すると、続くムン・ボギョンが右翼席へ特大2ラン。韓国が2点を先取した。
3回には主将イ・ジョンフの適時打で3点をリード。サンフランシスコ・ジャイアンツ所属のメジャーリーガーがチームをさらに勢いづかせると、このあともう1点を追加。4対0でリードを広げる。
あと1点追加すれば1次ラウンド突破がみえてくる韓国は5回2死からアン・ヒョンミンが四球を選び、即座にスチール。二塁にかわると、この日2安打と当たってるムン・ボギョンが左翼フェンス直撃のタイムリー。韓国が欲しかった5点目を挙げ、このままのスコアでいけば韓国が逆転での2位通過が決まる。
ところがその直後、オーストラリアに手痛い被弾を浴び5対1。オーストラリアに2位通過のチャンスが転がり込んだ。
再び加点を狙う韓国は6回表に8番パク・ドンウォンが二塁打。次打者は三直で2死になるも、1番キム・ドヨンの2球目で豪州バッテリーがワンバウンドの暴投。ランナーが三塁まで進むと、4球目外角のチェンジアップを右前に運び韓国が再び5点差にリードを広げると、打ったキム・ドヨンはガッツポーズが飛び出した。
その裏、オーストラリアに2死三塁と一打ピンチを背負うも、5番手ダニングが2球ストライクで追い込むと、最後は高めの145キロ直球で空振り三振。圧巻の三球三振でゼロに抑えると、力強いガッツポーズが出た。
このままの6対1で試合が終われば韓国の準々決勝ラウンド進出が決まる...かと思われた8回裏、6番手のキム・テギョンが四球と犠打で1死二塁にランナーを背負うと、1番のバザーナに痛恨の適時打を浴びる。これで4点差となり、再びオーストラリアが2位通過の対象となった。
またも1点が必要になった韓国は驚異的な底力を見せる。先頭のキム・ドヨンが四球、3番イ・ジョンフの当たりは遊ゴロも、相手遊撃手がボールを弾き二塁への送球が悪送球に。2死一、三塁でアン・ヒョンミンが中犠飛を放ち欲しかった追加点を挙げる。7対2と三度5点差とし、韓国が準々決勝ラウンド進出のチャンスが転がり込むと東京ドームは大興奮。「テーハミング!(大韓民国)」の大合唱に包まれる。
その裏、韓国は7番手のチョ・ビョンヒョンが登板。1死からランナーを出し、7番ウィングローブの打球は右中間を破るかと思われたがイ・ジョンフがスーパーキャッチ。主将の超ファインプレーでピンチをしのぐと、最後の打者を一飛に打ち取りゲームセット。絶体絶命の状況を跳ね返し、土壇場で準々決勝ラウンド進出を決めた韓国の選手たちはベンチを飛び出し大喜び。右翼手イ・ジョンフの目からは涙がこぼれた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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