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侍ジャパン

ベネズエラ初優勝、4か国目のWBC王者! アメリカ2大会連続準V、快進撃イタリア初のベスト4、日本はベスト8敗退

THE DIGEST編集部

2026.03.18

WBCはベネズエラがアメリカを撃破し初優勝。日本は史上初めて4強入りを逃した。画像:THE DIGEST

WBCはベネズエラがアメリカを撃破し初優勝。日本は史上初めて4強入りを逃した。画像:THE DIGEST

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は現地3月17日(日本時間18日)に決勝が行なわれ、ベネズエラがアメリカを3対2で破り悲願の初優勝を飾った。アメリカは2大会連続の準優勝、大会連覇を目指した日本は大会ワーストのベスト8に終わった。

 先制したのはベネズエラだった。3回にマイケル・ガルシアの犠飛で先制すると、5回には先頭のウィルヤー・アブレイユが、アメリカ先発ノーラン・マクリーンの154キロのストレートを強振。バックスクリーンに豪快に叩き込み2点をリードした。

 投げては先発左腕エデュアルド・ロドリゲスが5回途中(57球)1安打無失点の快投。ヒットは3回に許した1本のみ。降板後はバザルド、ブット、セルパら鉄壁のリリーフ陣が強力打線を無失点リレーした。

 7回2死からベネズエラはオリックスの守護神マチャドを投入。回またぎとなった8回2死から四球を与え、2番のブライス・ハーパーに同点2ラン本塁打を浴び、試合は土壇場で振り出しに戻った。

 だが直後の9回、ベネズエラは先頭のルイス・アライズが四球で出ると代走がすかさずスチール。この好機をエウヘニオ・スアレスが適時二塁打で返し、ベネズエラがすぐに勝ち越した。その裏、ベネズエラはクローザーのパレンシアが準々決勝の日本戦から炎の3連投。力強いボールでアメリカ打線を抑え、最後は161キロの渾身直球で空振り三振に。悲願のWBC初優勝が決まるとグラブを放り投げ、ローン・デポパークは揺れるほどベネズエラファンの大歓声に包まれた。
 
 ベネズエラは準々決勝で前回王者の日本に逆転勝ち(8対5)すると、準決勝ではイタリアに1点ビハインドから7回3連続タイムリーで鮮やかな逆転勝ちを収め、初めて決勝に進出。前回大会ではベスト8でアメリカに敗れていただけに、大舞台で雪辱を果たした。

 一方、17年大会以来2度目の制覇を目指したアメリカはまたも決勝の舞台で敗北。今大会は主将のアーロン・ジャッジ、カイル・シュワーバー、ブライス・ハーパー、ポール・スキーンズら投打を中心に戦力が充実。「史上最強」と称され、断然の優勝候補とみられていたが、1次ラウンドでイタリアにまさかの敗北。一時は1次ラウンド敗退の危機を味わったが、他国の結果で冷や汗ものの2位通過を果たすとカナダ、ドミニカ共和国を撃破して決勝まで駒を進めていた。

 過去5大会の優勝国は日本(2006、09、23年)、ドミニカ共和国(13年)、アメリカ(17年)で、ベネズエラが史上4か国目のWBCチャンピオンとなった。また、イタリアが5連勝で史上初のベスト4入り。カナダは強豪プエルトリコ、キューバに連勝して1次ラウンド1位通過で初の8強入りするなど、新興国の快進撃が目立った。

構成●THE DIGEST編集部

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