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防御率1.86、11奪三振、四球わずか1――メッツ千賀滉大、“完全復活”でエース候補に浮上「チャンスをしっかりと掴んだ」

THE DIGEST編集部

2026.03.26

完全復調が期待される千賀。オープン戦では好調を維持した。(C) Getty Images

完全復調が期待される千賀。オープン戦では好調を維持した。(C) Getty Images

 メジャー4年目の開幕に向け、準備は万端だ。

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大が今季オープン戦で3度先発登板し、計9回2/3を投げ、防御率1.86と首脳陣へのアピールとして文句のつけようが無い成績を残している。シーズン開幕を前に、メッツ投手陣の中でも注目の存在として、現地メディアからの千賀への期待は大きい。
 
 米誌『Sports Illustrated』は3月24日、公式サイト上で、日本人右腕に対し、「与えられたチャンスをしっかりと掴み、ショーン・マネイアとの争いを制して先発ローテーション入りを果たした」と称賛。さらに、「スプリングトレーニングでの圧倒的な成績は、その復調を示す好材料となった。3試合の先発で防御率1.86を記録し、9.2イニングで11奪三振。与えた四球はわずか1つと、制球力の向上も見せたうえで、持ち味の球威も健在だった」として、スタッツや投球内容を評している。

また、過去のシーズンも振り返り、「2023年にオールスターに選出された実績を持つ千賀のポテンシャルは非常に高い。昨季も6月中旬にハムストリングを負傷しなければ、再び選出されていた可能性がある」などと指摘。そのうえで、「メッツが理想とするチーム像においては、千賀がポストシーズンの先発を担う存在であることが求められる。もし本来の姿を取り戻せれば、球団にとって極めて大きなプラスとなる」と期待を寄せる。

 メッツの地元メディア『SNY』も、開幕ロースターについて論じる記事の中で、千賀のパフォーマンスに太鼓判を押す。「千賀滉大は健康を取り戻し、それに伴う球速も戻ってきており、復調した様子を見せている」と説きながら、「キャンプ終了直前にフアン・ソトが彼をメッツの『エース』と呼んだほどだ」とのエピソードも付け加えている。

 昨季は千賀の離脱後、チームも成績を落としプレーオフも逃した。2026年シーズン、背番号34はまさに、メッツ再浮上のキーマンとして大きな注目を集めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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