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「緊張だけで片付けられない」アストロズ今井達也の“ほろ苦”デビュー戦を米メディア酷評「制球難が数試合続くなら負担は急速に増大」

THE DIGEST編集部

2026.03.31

米メディアから厳しい指摘を受けたアストロズの今井達也。(C)Getty Images

米メディアから厳しい指摘を受けたアストロズの今井達也。(C)Getty Images

 ヒューストン・アストロズの今井達也は現地3月29日に本拠地ロサンゼルス・エンジェルス戦でメジャー初登板した。先発マウンドを託されたものの、3回に2与四球、1被安打で1死満塁のピンチを招くと走者一掃のタイムリーツーベースで3失点。さらに再び適時打を浴びて、最終的に2回2/3を74球投げて4失点。3被安打4与四球4奪三振の内容で降板した。

 打撃陣の奮闘もあり、チームは9-7で逆転勝利を収めたが、今井のデビュー登板に対しては厳しい評価が下った。米スポーツ専門メディア『Fansided』は「惨たんたる結果だった」と苦言。デビュー登板だけで選手を評価するのは時期尚早だとしつつも、4与四球に表れている通り、特に制球に苦しんだ点を課題として挙げた。

 ストライクゾーン内の投球はわずか48.6%に留まっており、失点した3回には「完全にストライクゾーンを見失った」と言及。スライダーとカーブにはキレがあり、速球の球威も問題がなかったため、「持ち球は本物だ」と擁護しつつも、「問題は速球の制球力だ。メジャーではたった一つの問題が3回終了を待たずにノックアウトされる原因になりかねない」と説いた。
 
 ジョー・エスパーダ監督は「こんなに球が散らばるとは思ってなかった。ゾーンに投げる能力を持っているのに」と首をかしげたといい、今井自身は「少し緊張していたのが良くなかったのかもしれない。いつもとは違う雰囲気だった」とコメント。本来の実力ではないとの見方もできるが、同メディアは「数字を見ると、デビュー戦の緊張だけでは片付けられない懸念が浮かび上がってくる」と主張する。

 また、同メディアは「投手の今後の防御率を最も確実に予測できる指標」と説くSIERA(奪三振率、与四球率、出塁率に焦点を当てた指標)で今井が「4.64」を記録したと紹介。これは26日に登板し、無与四死球ピッチングを披露した山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)の「2.72」と大きく差が開いている。被強打率も山本の「33.3%」に対して今井は3イニング未満にもかかわらず「42.9%」と高かったという。

 加えて、球団が今井の日本時代の登板スケジュールに合わせるために6人ローテーションを採用している点もマイナスに働きかねないと同メディアは示唆する。「5~6日ごとにブルペン投手が一人不足するため、ミスが許される余地は狭まる。(今井の)制球難がさらに数試合続くようなら、その負担は急速に増大していくだろう」と見通した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】今井達也がマイク・トラウトからメジャー初三振を奪取!
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