新天地のコロラド・ロッキーズでメジャー2年目を迎えた菅野智之が、今季2度目の先発登板となった4月5日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で移籍後初勝利を手にしている。標高の高さから“打者天国”と言われる本拠地クァーズフィールドで、強打のフィリーズ打線を相手に6回を投げ1失点に抑えた。2試合で防御率1.69の数字を残すなど、安定感あるピッチングを披露している。
日本人ベテラン右腕の活躍は、開幕直後ながら注目を集め、菅野の前所属であるボルティモア・オリオールズの専門サイト『Birds Watcher』からも関心を向けられている。現地9日(日本時間10日)の特集記事では、昨季10勝を挙げた菅野に対し、再契約に動かなかった球団の対応に「驚きはなかった」と指摘。だが、今季1年契約で獲得した投手が不振に陥っていることで、「オリオールズのFA投手戦略は機能していない」などと訴えている。
同メディアは、「球団はクリス・バシットに1850万ドル、ザック・エフリンに1000万ドルを投じ、菅野がわずか510万ドルでコロラドと契約しても特に惜しむ様子はなかった。しかし、シーズン開幕から2週間で、このFA戦略が誤りだった可能性が浮き彫りになっている」と指摘。続けて、「エフリンはわずか3イニングで負傷者リスト入りし、バシットも内容・効率ともに低調。球威、制球ともに精彩を欠き、もはや有効な先発としての役割を終えつつあるようにも見える」などと新加入の投手に辛辣な評価を与えている。
一方、菅野の今季のパフォーマンスにも目を向け、直近2試合の登板内容に触れながら、「いずれも優勝争いを期待されていたチーム相手に結果を残した。コロラドでのフィリーズ戦ではクオリティスタートも記録している」と称賛。そのうえで同メディアは、次のような見解を示している。
「ここで重要なのは、『オリオールズは菅野を残すべきだった』という点ではない。問題は、投手補強においてより高いレベルを目指すべきだったということだ。自ら手放した投手に、FAで獲得した2投手が上回られる状況は、あまりにも体裁が悪い。2025年の結果を踏まえれば、より積極的に動き、FA補強が菅野に完全に見劣りする事態を防ぐべきだった」
新加入選手の成績が振るわず、手放した投手が移籍先で結果を残す――。プロスポーツの宿命ではあるものの、現地メディア同様、オリオールズ首脳陣もチームマネジメントの難しさを感じているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】菅野、昨季ア・リーグ覇者を翻弄! ゲレーロJr.からも奪三振
日本人ベテラン右腕の活躍は、開幕直後ながら注目を集め、菅野の前所属であるボルティモア・オリオールズの専門サイト『Birds Watcher』からも関心を向けられている。現地9日(日本時間10日)の特集記事では、昨季10勝を挙げた菅野に対し、再契約に動かなかった球団の対応に「驚きはなかった」と指摘。だが、今季1年契約で獲得した投手が不振に陥っていることで、「オリオールズのFA投手戦略は機能していない」などと訴えている。
同メディアは、「球団はクリス・バシットに1850万ドル、ザック・エフリンに1000万ドルを投じ、菅野がわずか510万ドルでコロラドと契約しても特に惜しむ様子はなかった。しかし、シーズン開幕から2週間で、このFA戦略が誤りだった可能性が浮き彫りになっている」と指摘。続けて、「エフリンはわずか3イニングで負傷者リスト入りし、バシットも内容・効率ともに低調。球威、制球ともに精彩を欠き、もはや有効な先発としての役割を終えつつあるようにも見える」などと新加入の投手に辛辣な評価を与えている。
一方、菅野の今季のパフォーマンスにも目を向け、直近2試合の登板内容に触れながら、「いずれも優勝争いを期待されていたチーム相手に結果を残した。コロラドでのフィリーズ戦ではクオリティスタートも記録している」と称賛。そのうえで同メディアは、次のような見解を示している。
「ここで重要なのは、『オリオールズは菅野を残すべきだった』という点ではない。問題は、投手補強においてより高いレベルを目指すべきだったということだ。自ら手放した投手に、FAで獲得した2投手が上回られる状況は、あまりにも体裁が悪い。2025年の結果を踏まえれば、より積極的に動き、FA補強が菅野に完全に見劣りする事態を防ぐべきだった」
新加入選手の成績が振るわず、手放した投手が移籍先で結果を残す――。プロスポーツの宿命ではあるものの、現地メディア同様、オリオールズ首脳陣もチームマネジメントの難しさを感じているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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