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スキーンズが史上5番目の速さで400K達成! 援護なきエースからの脱却「みんなに投げるのが楽だと伝えた」

THE DIGEST編集部

2026.04.14

通算400奪三振と今季3勝目を挙げたパイレーツのスキーンズ。(C) Getty Images

 現地4月13日(日本時間14日)、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズが本拠地PNCパークでのワシントン・ナショナルズ戦に先発登板した。

 スキーンズは6回88球を投げ、被安打1、6奪三振、1失点の快投を披露。15対1と大きくリードした状況でマウンドを降り、今季3勝目を挙げた。この試合でスキーンズは、メジャー史上5番目の早さとなる通算59試合目での400奪三振を達成している。
 
 米通信社『AP』は、昨季のサイ・ヤング賞右腕を取り巻く環境に大きな変化が見られていると指摘。「スキーンズは昨年、パイレーツに勝機をもたらすためにほぼ完璧でなければならなかった。だが、時代は変わった」と報じた。

 昨季は打線の援護に恵まれず、防御率1.97を記録しながらも10勝10敗に終わった点に言及。今季は補強によって打線が大きく改善されたと伝えている。この日は6回裏に打線が10得点を挙げる猛攻を見せ、スキーンズが再びマウンドに上がるまで長い時間を要したが、本人は「永遠に続くかと思ったが、それこそが望んでいたこと。全員が次の打者へつないでいた。見ていて最高だった」と振り返ったと『AP』は伝えた。

 さらに同メディアによれば、打線の援護についてスキーンズは「試合後、みんなにこれなら投げるのが楽だと伝えた」とコメント。自分が完璧でなくてもチームが勝てるという安心感が、投球の幅を広げているという。

 また、ナショナル・リーグ中地区のライバルとの関係についても言及し、スキーンズは「ここ数年、ミルウォーキー・ブルワーズやシカゴ・カブス、そして昨年プレーオフに進んだシンシナティ・レッズを見てきた。それがこの地区の強さだ。今の自分たちもそれができている。見ていて本当に楽しい」と手応えを口にした。

 投打が噛み合い始めたパイレーツにおいて、エース右腕はかつての重圧から解放され、より攻撃的な投球へと進化を遂げている。

構成●THE DIGEST編集部

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