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「だから日本人はみんなドジャースに行くんだ...」今井達也のメジャー適応失敗、韓国メディアが球団間の“ノウハウ格差”を指摘

THE DIGEST編集部

2026.04.30

米国での野球生活に苦戦している今井。(C) Getty Images

 現在、右腕の疲労で負傷者リスト入りしているヒューストン・アストロズの今井達也は、現地4月28日の傘下マイナー2Aで初のリハビリ登板を実施。2回0/3(59球)を投げて5失点、被安打6(うち1本塁打)、2奪三振、3四球と厳しい内容に終わった。

 MLB挑戦初年度の今季は3試合の登板で防御率7.27と苦戦。ボールやマウンドの違い、遠征帯同や食事などフィールド内外で適応に苦労している点が腕の疲労につながっていると自身で語っている。

 韓国メディア『THE GATE』は「だから日本人選手はみんな(ロサンゼルス・)ドジャースに行くんだ...」と指摘。今井が苦しんでいる一方、同じく今季海を渡り同日時点でア・リーグ本塁打数トップタイ12本と大活躍している村上宗隆の例を挙げた。

 シカゴ・ホワイトソックスは、村上の要望に応じてクラブハウスに温水洗浄便座を設置したとし「些細なことに思えたが、『あなたのためなら何でもする準備ができている』という強力なメッセージだった」と球団としての歓迎の姿勢が村上のMLBへの順応をスムーズにしたと示唆した。
 
 続けて、アジア出身の選手がドジャースやシアトル・マリナーズ、ニューヨーク・ヤンキースのようなチームを好むのには理由があると説明。「日本人や韓国人選手のリクルートを数十年にわたり積み重ねてきた密接なサポート経験のおかげだ。選手たちが野球だけに集中できる環境を作り出している」と綴った。

 実際に、今井はアストロズがNPBから直接獲得した最初の選手。「今井は最も困難な時期を一人で耐え抜いた。クラブも選手も、これまで歩んだことのない道を共にさまよっている」と説く。ホワイトソックスは井口資仁、高津臣吾を日本球界から迎え入れた経験がある。

 一方で、「良いニュースは、ヒューストンも遅ればせながらも動き始めたことだ」と同メディア。ジョー・エスパーダ監督は日本人選手を指導した経験を持つ人々にアドバイスを求めており、KBO(韓国プロ野球)経験者のライアン・ワイスは自費で今井のために夕食を用意したという。

 日本人が在籍経験のないMLB球団は現状ゼロだが、アジア出身選手のメジャー挑戦を支えるための"ノウハウ格差"は少なからずありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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