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MLB

大谷翔平、メジャー106年で樹立した歴代6位の“0.73” サイ・ヤング受賞者が名を連ねる開幕8先発で残した偉業

THE DIGEST編集部

2026.05.21

パドレス戦で4登板ぶりに二刀流で出場した大谷翔平。5回満塁の大ピンチを抑えた。(C)Getty Images

パドレス戦で4登板ぶりに二刀流で出場した大谷翔平。5回満塁の大ピンチを抑えた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地5月20日(日本時間21日)、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、打っては初回の第1打席で先頭打者ホームランを放つと、投げては5回3安打4奪三振無失点の力投で今季4勝目。4登板ぶりの二刀流デーで躍動した背番号17がチームを連勝に導いた。

 今季8度目の先発マウンドで同地区ライバルを圧倒した。自ら放った先制弾直後の初回は2者連続三振などで三者凡退。2回は内野ゴロ2つと、空振り三振。3回もゼロに抑え、序盤3イニングは一人の走者も許さない完璧なピッチングだった。

 4回にこの試合初安打を許したが後続を断ち切り無失点。3点リードの5回は連打を浴び無死一、三塁のピンチを招く。1死後に9番フレディ・フェルミンに四球を与えて1死満塁とピンチを拡大。最大の窮地を迎えた大谷はひと呼吸おいて、強打者フェルナンド・タティースJr.を初球遊ゴロ併殺に仕留めると、マウンドで雄叫びを上げた。

 気迫の表情でピンチを切り抜けた大谷はここで降板。5回まで88球の力投で防御率は試合前時点で0.82だったが、さらに良化してついに「0.73」に。規定投球回にあと1イニング足らずランキングには反映しないが、メジャー全体“隠れトップ”となった。
 
 投打で異彩を放つ大谷に驚きのデータを発見したのは『MLB.com』のサラ・ラングス記者だ。同氏は1920年以降において、オープナーを除きシーズン最初の8試合で最も低い防御率の記録を次にように列挙した(※カッコ内の所属は当時、数字は防御率)。

1981年 フェルナンド・バレンズエラ(ロサンゼルス・ドジャース):0.50
1980年 マイク・ノリス(オークランド・アスレティックス):0.52
2009年 ザック・グリンキー(カンザスシティ・ロイヤルズ):0.60
1945年 アル・ベントン(デトロイト・タイガース):0.70
2021年 ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ):0.71
2026年 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース):0.73

 ノリスとベントンを除くとサイ・ヤング賞受賞者がズラリと名を連ねる。そうそうたるメンバーの中に大谷が叩き出した0.73が歴代6位だと紹介したうえで、ラングス記者は二刀流たる凄みをこう付け足した。

「オオタニは今日、先頭打者ホームランを放った」

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平、1死満塁の絶体絶命を抑えて絶叫!
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