ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が二刀流の大活躍だ。
現地6月3日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発した大谷は、6回89球、被安打2、6奪三振、1四球、無失点と快投して6勝目。打者としても、初回の第1打席で内野安打、2つの四球を選んだ後の6回の第4打席で右前打、さらに9回の第6打席でも右前打と計3安打を放って見せた。
地元紙『California Post』のジャック・ハリス記者は、「大谷が投手として闘志を燃やす理由」と題した試合前の記事で、投手・大谷のすごさについて言及していた。
「大谷がドジャースで初登板して以来、デーブ・ロバーツ監督は繰り返し同じことを述べている。“彼が投球する時、別人格が現われるんだ”。マウンドに立っている時と打席に立っている時とで、二刀流スターは正反対のふたつの人格を演じているかのようだ」
大谷の人間性についてハリス記者は、「普段は冷静沈着で、決して興奮することはなく、喜びやいら立ちをあまり表に出さない。2024年の50-50達成時やポストシーズンで流れを変える一発を打った時のような、歴史的な瞬間に何らかの感情をあらわにするくらいだ。しかし、投手の時は打者のそれとはまったく異なる一面を見せる」と、打者と投手とで別人のような反応を示すと記した。
「投手・大谷は、まったく異なる人物だ。その表情から鋭い集中力が見て取れるし、つねに鋭さを帯びた顔つきをしている。そしてほぼすべての登板時において、一番重要な場面で感情を爆発させる姿は、彼の心境を如実に物語っている」
こう記したハリス記者は、マーク・プライアー投手コーチの見解も記載。「(投手・大谷は)間違いなく、より感情的だ。“気難しい”というのは少し言い過ぎかもしれないが、そこには間違いなくより燃えるような情熱がある。彼は最高の打者と対戦することを望んでいる。最高の打者を打ち取れると証明したいんだ。そうしたモチベーションが原動力になっているんだと思っている。だからあんな闘志がみなぎるんだ」と投手コーチは語ったという。
今シーズンは3年ぶりに開幕から二刀流としてプレー。約2か月間だけでも、重要な場面を切り抜けた投手・大谷が感情を爆発させるシーンは何度も見られる。4月22日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦(6回無失点)では、6回2死から連続安打を打たれてニ、三塁とピンチを迎えたが、続くケイシー・シュミットを空振り三振に仕留めて雄たけびを上げた。
5月20日に敵地で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦(5回無失点で4勝目)の5回には1死満塁と窮地に立たされながら、フェルナンド・タティースJr.を6-4-3の併殺に抑えると、マウンドを降りながら何度も絶叫した。
さらにハリス記者は、「格下コロラド・ロッキーズとの試合(5月27日、6回1失点で5勝目)では制球難に苦しみ、“Fワード”を口にした」と記載。そのロッキーズ戦の4回に、四球、死球、二ゴロ、二ゴロと被安打0で1失点した大谷は、6回にTJ・ラムフィールドを空振り三振に仕留めた後、力強くグラブを叩いてもいる。
「プライアー投手コーチによると、ほとんどのメジャーリーグの先発投手にとって珍しいことではないという。“感情を表に出すのは、特別なことじゃない。私はマウンド上で情熱的な態度を見せる選手が好きだ。その感情が正しい方向に向けられ、感情をコントロールして投球フォームや投球を乱さない限り、それは100%いいことだと思う”」
ダイヤモンドバックス戦の6回にも大谷は、四球と安打で一、二塁と走者を背負いながら、2番コービン・キャロルを4-6-3の併殺に抑えると渾身のガッツポーズを披露。右手で勢いよくグラブを叩いて感情を露わにした。
6勝目をあげた大谷は防御率0.74。規定投球回に「1」とどかなかったため、防御率ランキングトップに浮上できなかったが、それでも二刀流として防御率0点台は偉業だ。感情を表わしながら打者を次々と抑える姿を、次の登板でも期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】雄たけびにガッツポーズ! 相手打者を抑えた投手・大谷翔平が感情を表わしたシーン
現地6月3日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発した大谷は、6回89球、被安打2、6奪三振、1四球、無失点と快投して6勝目。打者としても、初回の第1打席で内野安打、2つの四球を選んだ後の6回の第4打席で右前打、さらに9回の第6打席でも右前打と計3安打を放って見せた。
地元紙『California Post』のジャック・ハリス記者は、「大谷が投手として闘志を燃やす理由」と題した試合前の記事で、投手・大谷のすごさについて言及していた。
「大谷がドジャースで初登板して以来、デーブ・ロバーツ監督は繰り返し同じことを述べている。“彼が投球する時、別人格が現われるんだ”。マウンドに立っている時と打席に立っている時とで、二刀流スターは正反対のふたつの人格を演じているかのようだ」
大谷の人間性についてハリス記者は、「普段は冷静沈着で、決して興奮することはなく、喜びやいら立ちをあまり表に出さない。2024年の50-50達成時やポストシーズンで流れを変える一発を打った時のような、歴史的な瞬間に何らかの感情をあらわにするくらいだ。しかし、投手の時は打者のそれとはまったく異なる一面を見せる」と、打者と投手とで別人のような反応を示すと記した。
「投手・大谷は、まったく異なる人物だ。その表情から鋭い集中力が見て取れるし、つねに鋭さを帯びた顔つきをしている。そしてほぼすべての登板時において、一番重要な場面で感情を爆発させる姿は、彼の心境を如実に物語っている」
こう記したハリス記者は、マーク・プライアー投手コーチの見解も記載。「(投手・大谷は)間違いなく、より感情的だ。“気難しい”というのは少し言い過ぎかもしれないが、そこには間違いなくより燃えるような情熱がある。彼は最高の打者と対戦することを望んでいる。最高の打者を打ち取れると証明したいんだ。そうしたモチベーションが原動力になっているんだと思っている。だからあんな闘志がみなぎるんだ」と投手コーチは語ったという。
今シーズンは3年ぶりに開幕から二刀流としてプレー。約2か月間だけでも、重要な場面を切り抜けた投手・大谷が感情を爆発させるシーンは何度も見られる。4月22日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦(6回無失点)では、6回2死から連続安打を打たれてニ、三塁とピンチを迎えたが、続くケイシー・シュミットを空振り三振に仕留めて雄たけびを上げた。
5月20日に敵地で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦(5回無失点で4勝目)の5回には1死満塁と窮地に立たされながら、フェルナンド・タティースJr.を6-4-3の併殺に抑えると、マウンドを降りながら何度も絶叫した。
さらにハリス記者は、「格下コロラド・ロッキーズとの試合(5月27日、6回1失点で5勝目)では制球難に苦しみ、“Fワード”を口にした」と記載。そのロッキーズ戦の4回に、四球、死球、二ゴロ、二ゴロと被安打0で1失点した大谷は、6回にTJ・ラムフィールドを空振り三振に仕留めた後、力強くグラブを叩いてもいる。
「プライアー投手コーチによると、ほとんどのメジャーリーグの先発投手にとって珍しいことではないという。“感情を表に出すのは、特別なことじゃない。私はマウンド上で情熱的な態度を見せる選手が好きだ。その感情が正しい方向に向けられ、感情をコントロールして投球フォームや投球を乱さない限り、それは100%いいことだと思う”」
ダイヤモンドバックス戦の6回にも大谷は、四球と安打で一、二塁と走者を背負いながら、2番コービン・キャロルを4-6-3の併殺に抑えると渾身のガッツポーズを披露。右手で勢いよくグラブを叩いて感情を露わにした。
6勝目をあげた大谷は防御率0.74。規定投球回に「1」とどかなかったため、防御率ランキングトップに浮上できなかったが、それでも二刀流として防御率0点台は偉業だ。感情を表わしながら打者を次々と抑える姿を、次の登板でも期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】雄たけびにガッツポーズ! 相手打者を抑えた投手・大谷翔平が感情を表わしたシーン




