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規定投球回まであと1死だったのに…大谷翔平、7回途中4失点で防御率0.74→1.06もLA記者「今のところサイ・ヤング賞争いに残っている」

THE DIGEST編集部

2026.06.11

大谷翔平は規定投球回に、あと1人足りず降板した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地6月10日(日本時間11日)、敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に1番・投手兼指名打者で先発出場。7回途中まで102球を投げ6安打6奪三振4四死球4失点(自責3)と好投。日本人単独トップとなる7勝目の権利を得て降板した。

 現在4連勝中の大谷は、この試合7イニングを投げれば規定投球回に達する。

 初回は安打と四球でいきなり無死一、二塁のピンチを招いたが最速100.2マイル(約161.3キロ)の直球で3番ブライアン・レイノルズを空振り三振に仕留めるなど無失点で脱した。

 2、3イニングは制球が荒れてそれぞれ四死球を与えるが無失点に抑える。打線から2点の援護をもらった直後の4回には2死から7番タイラー・カリハンにメジャー初本塁打となる特大の場外ソロ弾を献上。なおも2死から二塁打を浴びたが、9番ジャレド・トリオロをスイーパーで空振り三振に斬って取った。

 5回はこの試合初めて三者凡退。6回は先頭のライアン・オハーンに右安打されたが、次打者を三ゴロ。6番エンディ・ロドリゲスを3球で追い込むと、高め156キロの直球で三併殺に仕留めた。
 
 7回も続投した大谷。先頭打者にファウルで粘られ四球を与えると、続くジェーク・マンガムには投安打で無死一、二塁のピンチを招く。踏ん張りどころの大谷はギアを上げて9番トリオロをスライダー3つで三球三振。1番スペンサー・ホルウィッツには160キロの直球などで追い込むと、外角にズバっと決めるスイーパーで見逃し三振。2死までこぎ着けたが、2番ブランドン・ラウにボール3つから155キロの直球を右翼線に運ばれる適時二塁打を打たれ2点を失ったところで降板。あと1アウトを奪えば規定投球回に達することができたが、悔しい途中降板となった。

 3点を失ったとはいえ、クオリティスタート(QS)を達成した大谷の投球にはLA記者も唸っている。専門メディア『Dodgersnation』のネルソン・エスピナル記者は「ショウヘイ・オオタニは、7回まであと1アウトという場面で、2人のランナーを背負った状態でファウルライン際の二塁打を許した。6.2回で3失点したことで、シーズン防御率は1.06に上昇した。しかし、その数字のおかげで、今のところ彼はサイ・ヤング賞争いに残っている」とXに綴った。​​​​​​

 大谷は4登板連続のリアル二刀流。日本人選手初のサイ・ヤング賞を目指す今季は、ここまで10登板で6勝2敗、規定投球回未満も試合前時点での防御率0.74はMLB全体の"隠れ1位"となっていた。

構成●THE DIGEST編集部
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