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剛腕ミジオロウスキーの無双ピッチングに見過ごせない“変化” 米メディアが「わずかな影」と指摘したパフォーマンス低下の兆し

THE DIGEST編集部

2026.07.09

今季10勝目を挙げたブルワーズのミジオロウスキー。(C)Getty Images

今季10勝目を挙げたブルワーズのミジオロウスキー。(C)Getty Images

 怪物右腕のパフォーマンスに若干の“陰り“が見えて来たか。

 現地7月7日、ミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーが敵地でのセントルイス・カージナルス戦に先発し、今季10勝目をマークした。7回を投げ被安打3(本塁打2本)、3失点、11奪三振という内容で自身2試合ぶりの白星を掴んだ。

 自身メジャー初の二桁をマークした剛腕の力投について、米スポーツサイト『CLUTCHPOINTS』が振り返っている。同メディアは、ブルワーズの絶対的エースにとっては珍しい「“人間らしさ“が見え始めたかも」などと、序盤戦では見れなかった変化に注目した。

『CLUTCHPOINTS』は、この日ミジオロウスキーが浴びた2被弾にフォーカスしており、「24歳の右腕はメジャーで圧倒的な投球を続けてきたキャリアの中で、2試合連続で複数本塁打を許す初の不名誉な記録を残すことになった」と指摘。前回登板のシンシナティ・レッズ戦から、連続となる複数被弾がメジャーキャリア初の出来事だと訴える。

 というのも、ミジオロウスキーは今シーズン先発ローテの中心として投手陣をけん引。常時165キロを超えるフォーシームを武器に三振の山を築いており、防御率はメジャー唯一の1点台をキープする圧倒的なピッチングを披露。ゆえに、今季はサイ・ヤング賞の有力候補に挙がっている。
 
 ところが、この日のパフォーマンスをみた『CLUTCHPOINTS』は「依然として奪三振能力は群を抜いているが…」と前置きし、突然の被本塁打増加を不安視。「オールスター休暇を目前に控えた今、気がかりな材料となっている」と論じる。相手打者を豪速球で圧倒してきたシーズン序盤と比較し、「ここ2試合の課題は、歴史的とも言える前半戦の無双パフォーマンスにわずかな影を落としている」などと、独自な見解を示している。

 そのうえで同メディアは、「ブルワーズは現在ナ・リーグ中地区で首位を快走しているが、投手陣の不調が長引くことは許されない」と断言。続けて、「もしチームが今秋、本気でワールドシリーズ制覇を目指すのであれば、エースであるミジオロウスキーが制球面の問題をいち早く修正し、再び誰にも打ち崩せない本来の姿を取り戻すことが不可欠となる」と見通している。

 もちろん、ここ2試合の内容だけで、開幕から圧倒的な投球を続けてきた右腕への評価が大きく揺らぐことはない。それでも、他球団の分析班やメジャーの強打者たちがミジオロウスキー攻略の糸口を掴み始めてきたのか、右腕の被本塁打増加の傾向は大いに気になるところ。いずれにせよ、次回以降のマウンドで相手をねじ伏せる本来の投球ができるのか注目される。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ミジオロウスキーが11奪三振の快投!
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