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高校野球

ジャパンサマーリーグと菊池雄星が手掛けるK.O.Hが提携──8月の沖縄で球児の才能開花を目指す

氏原英明

2026.07.29

選手一人ひとりの課題に合わせ、先進的なサポートを目指す 写真提供:株式会社ジャパンリーグ

選手一人ひとりの課題に合わせ、先進的なサポートを目指す 写真提供:株式会社ジャパンリーグ

 毎年、沖縄で開催される「ジャパン・ウィンターリーグ」などを手掛ける「株式会社ジャパンリーグ」が、今年8月17日に開催する「ジャパン・サマーリーグ」の概要を発表した。

 サマーリーグは高校野球を終えたばかりの選手が参加する独自のリーグ戦。沖縄県の高校球児を中心に県外からも多数の選手が参加している。

 今季で2回目の開催となるが、そのサマーリーグにおいて、メジャーリーガーの菊池雄星が手がけたスポーツ複合施設「K.O.H」と業務提携を結んだことが発表された。

 最新機器などを導入して選手育成を手掛ける、同施設の手法を取り入れることになる。高校野球までは開かなかった才能が、8月の沖縄で開花する期待が高まる提携と言えるだろう。

 ジャパンサマーリーグにおけるK.O.Hとの業務提携は、一見すれば「著名な選手が関わる施設との連携」という話題性のあるニュースに見えるかもしれない。

 こうしたリーグ戦のイベントや野球教室にありがちなのは、「著名な選手」を起用することによる集客や社会的な価値を見出すというのがある。
 
 しかし、今回の発表で本当に注目すべきなのは、ジャパンウインターリーグが求めたのは看板ではないという事実だった。
 
 なぜ、ジャパンサマーリーグは、有名人ではなくK.O.Hという施設・取り組みとの協力を選んだのか。ジャパンリーグの代表・鷲崎一誠はこう語る。

 「K.O.Hさんとの提携に関しては、一番はソフト面というか、人の部分かなというふうに思っております。実際に岩手・花巻にスタッフが視察に行きまして、施設をしっかりご案内いただきました。本当に素晴らしい環境で、全天候型でやられているというところを理解した上で、やっぱり僕らが提携する1番の理由としましては、優秀なトレーナー陣がいるというところです。今回、参加いただく赤上さんであるとか、河内山さん。ウィンターリーグではよりレベルの高い人を呼びたいというところからスタートしています。そういった中でいろいろアイデアが出たんですけれども、一番はK.O.H さんが誇る投手コーディネーター、トレーナー陣に来ていただきたいというところが要因かなと思います」

 今回のサマーリーグに参加するK.O.Hのピッチングコーディネーターの赤上優人氏は元西武ライオンズに所属した元プロ野球選手だ。
 2020年の育成ドラフトで西武に加入、2022年に支配会契約を勝ち取った。怪我などにより2024年で現役は退いたものの、そもそも、赤上コーチは大学から投手に転向したという珍しいタイプ。そうした経験も大きなプラスになるだろう。
 

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