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プロ野球

辻発彦氏&平石洋介氏、“簡素化された”現代野球に違和感「量をこなした人が初めて語っていいのでは」

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2026.07.31

野球に関し、さまざまなテーマを語り合った(左から)平石氏と辻氏。(C)THE DIGEST

野球に関し、さまざまなテーマを語り合った(左から)平石氏と辻氏。(C)THE DIGEST

 7月30日、都内でトークイベント「『探球論REAL&LIVE』辻発彦×平石洋介」が開催された。

 辻氏と平石氏は、2022年に埼玉西武ライオンズで指揮官と打撃コーチとして共闘。チームが3位に入ったなか、当時ヘッドコーチだった松井稼頭央氏とともに、さまざまな野球論を語り合っていたという。

 そんな2人が、現代野球について“違和感”を口にした。まず辻氏は、自身が現役だった1980年代から90年代はインターネットがなく、簡単に情報が手に入らなかったため、豊富な練習量をこなして自身の強みを掴み取ったと回想。それに対して現在のプロ野球界は、全体的にトレーニングが簡素化されていると感じており、「練習もランニングが少なくなり、練習量を減らしているところがありますけど...どうでしょうね」と、疑問を呈した。
 
 この意見には平石氏も同調。「どんどん簡素化されているのもあるんですけど、効率とよく言われるじゃないですか。だけど効率は、僕は量をこなした人が初めて語っていいのではないかと思います」と、練習量の重要性を説いた。

 これに対して辻氏は「その通り!」と断言。「限界を知らない人間が、効率はないよね」と賛同を示す。平石氏は「もっと行けるかもしれないというのがあって。例えばバッティングでも、振って、振って、振って、初めて覚えることもあります」と主張。「毎日そこまでしなさいということではないです。時には必要」と付け加えると、辻氏も「確かにね」と、つぶやいた。

 ネットが急速に発達し、アマチュアでも手軽に最新の情報を手に入れ効率的な練習を発見できる現代。プロ野球選手には、適切なトレーニングとともに“限界突破”も必要なのかもしれない。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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