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ドジャースがスクーバルを獲得できた理由「他球団が資金投入を恐れている」「全球団が複数の超大型契約を結べるわけではないが…」米記者説明

THE DIGEST編集部

2026.08.03

ドジャース入りが実現したスクーバル。(C)Getty Images

ドジャース入りが実現したスクーバル。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地8月1日、2年連続サイ・ヤング(CY)賞左腕タリク・スクーバルを獲得。外野手のザイア・ホープ、右腕のリバー・ライアン、ブレイディ・スミスの3人とのトレードが成立した。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Digest』のブルース・クンツ記者はXで、ワールドシリーズ連覇チームがスクーバルを予想以上に安い対価で獲得できたと説明。その理由について「他球団が資金を投じることを恐れているからだ」と綴った。

「今回、他球団が入札額を引き上げなかったのは、長期的に保有権のある有望な若手選手を放出して『レンタル(短期的な戦力)選手』を獲得し、さらにその穴を埋めるために後々資金を費やす羽目になる事態に直面したくなかったからだ」

 クンツ記者は「ドジャースは、ここ数年でロースター整理のトレードで獲得していた2人の有望株を放出し、連続でCY賞を受賞した投手を手に入れた」「彼ら(ドジャース)には、そうした損失を将来にわたって許容するだけの余裕があるからだ」と続けた。
 
 ただ、他球団はデプス(選手層の厚さ)に使う資金が無いわけではなく、単に「資金を使いたくないケースが多い」とその消極的な姿勢にも言及する。

「確かに、全ての球団が(ドジャースのように)複数の超大型契約を結べるわけではないが、どの球団にも選手層を補強する資金力はある。ただ、彼らはそれを『調停権取得前の若手選手(安価で保有できる選手)』で済ませたいと考えているだけなんだ」

 今年、本気で勝負をかける球団がいれば、スクーバルの獲得によってドジャースの有力な対抗馬として浮上できた可能性はある。少なくとも、ドジャースのスクーバル獲得のための対価を吊り上げられただろう。

 もちろんワールドシリーズの結果が決まったわけではないが、現在の“ドジャース一強”の状況が色濃く反映されたトレードとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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