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MLB

「永遠に忘れられる...」パヘス離脱もキム・ヘソンが代役候補から“完全スルー” 韓国メディアが落胆「名前すら上がらない」

THE DIGEST編集部

2026.08.23

パヘスが骨折でIL入りとなったが、キム・ヘソンには声がかからなかった。

パヘスが骨折でIL入りとなったが、キム・ヘソンには声がかからなかった。

 ロサンゼルス・ドジャースの主力センター、アンディ・パヘスが骨折で負傷者リスト(IL)入りという緊急事態が発生。代役となる昇格選手に注目が集まったが、韓国メディア『OSEN』は、母国の逸材であるキム・ヘソンが代替候補として一切挙がっていない現状に「名前すら上がらない」と落胆の色を見せた。

 現地21日(日本時間22日)、ドジャースはピッツバーグ・パイレーツ戦に延長の末5-4で勝利したが、その代償は大きかった。3回、パヘスはバーバ・チャンドラーの100.2マイル(約161.2キロ)の速球を左手甲に受け、X線検査の結果、骨折と診断された。

 パヘスは今季ここまで128試合に出場し、打率.272、21本塁打、80打点、OPS.796というハイレベルな数字を残していた。本塁打はチーム3位、打点は大谷翔平と並ぶチームトップ。守備指標OAA(Outs Above Average)は+9で上位5%に位置するなど、攻守両面でチームの柱となっていた。
 
 デーブ・ロバーツ監督は「シーズンアウトにはならないが、最低でも4週間は計算できないと思う必要がある」とコメント。誰かをメジャーに昇格させなければならない状況で、ロバーツ監督は「センターの守備を最優先に考える」と強調した。しかし、その候補として挙がった名前にキム・ヘソンは含まれておらず…。

 米メディア『カリフォルニア・ポスト』のジャック・ハリス記者は「40人ロスター内のオプション対象ではアレック・トーマスが唯一の候補。現在のメジャーロスターでは、キケ・エルナンデスが最も明白な代替選手だ」と指摘。キム・ヘソンの名前は言及すらされなかった。

 キム・ヘソンが候補に挙がらないのには、明確な理由がある。5月30日にマイナー降格となって以来、3か月近くトリプルAに留まり続けているものの、成績は振るわない。66試合で打率.256、3本塁打、25打点、OPS.669にとどまっている。

 特に8月の不振は深刻で、月間打率はわずか.169(65打数11安打)、三振は20個を数え、22日の試合では5打数ノーヒットで3三振を喫した。さらに致命的なのがセンターでの出場経験の少なさ。今季マイナーでのセンター出場はわずか3試合(2先発)で21イニングにすぎない。ロバーツ監督が「センターの守備を最優先する」と明言している以上、この点は大きなマイナスだ。

 対照的に、ハリス記者が候補として挙げたアレク・トーマス(現地22日に昇格)は、5月初旬にアリゾナ・ダイヤモンドバックスを放出された後、ドジャース傘下で3Aオクラホマシティ・コメッツのレギュラーセンターとして活躍。中堅手で41試合359イニングをこなし、打撃成績も55試合で打率.296、7本塁打、40打点、OPS.855と充実している。守備経験でも打撃成績でも、キム・ヘソンとの差は歴然だ。

 9月には拡大ロスターの機会もあるが、現在のペースが続くならば、その機会すら遠のいていく一方だ。『OSEN』は「このまま永遠に忘れられてしまうかもしれない」などと厳しい論調でその現実を伝えている。

 なお、昇格したトーマスは現地22日のパイレーツ戦で4打数1安打1打点の活躍で逆転勝利に貢献している。

構成●THE DIGEST編集部

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