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「一体どうやって?」121敗の歴史的惨敗から2年… ホワイトソックス“奇跡の再建”に米誌も驚嘆 「全くの凡庸なチームが…」

THE DIGEST編集部

2026.09.11

村上など長打力のある打者の活躍だけでなく、ホワイトソックスは走塁面などでも進化を見せているという。(C) Getty Images

村上など長打力のある打者の活躍だけでなく、ホワイトソックスは走塁面などでも進化を見せているという。(C) Getty Images

 2024年にメジャーリーグ史上最多となる121敗を喫したシカゴ・ホワイトソックスが、わずか2年でアメリカン・リーグ中地区の優勝争いを繰り広げている。米メディア『FANSIDED』は9月10日(現地9日)、その急激な再建ぶりに注目し、「ホワイトソックスはいかにして歴史的な不振からア・リーグ中地区優勝目前まで上り詰めたのか」と題して異例の快進撃を特集した。

 ホワイトソックスは2024年、前述したような球団史に残る低迷を経験。そこから大規模な補強を重ねて強豪へ変貌したわけではなく、同メディアは「目立った進歩がないように見えた期間を経て、突然地区首位に浮上した」と分析。その急激な変化について次のように驚きを示している。
 
「ここには疑問が生じる。一体どうやって? これはどこから来たのか? 全くの凡庸なチームが、どうやって地区優勝に向けて快進撃を続けるようになったのか? そして、このシンデレラストーリーは本当に長く続くのだろうか?」

 そこで実際に記事では今年8月のホワイトソックスの成績を例に挙げ、14勝14敗と決して圧倒的な成績ではなく「7月の得失点差がプラス18だったのに対し、今シーズン初めて得失点差がマイナスとなった」と紹介。それでも首位の座を維持し続けたことについて、「まさに奇妙なシーズンの予言が現実になった」と表現している。

 その中でも躍進の背景としてウィル・ベナブル監督の采配に注目。2025年はリーグ平均を下回っていた盗塁企図率が今季は平均水準まで上昇。代打起用も積極的になり、選手層が整うにつれて攻撃的な采配を見せるようになったという。

 村上宗隆が加入した打線も好転している。四球率は8.3%から9.5%へ上昇し、長打率も改善。「これは、単なるノイズではなく、真のアイデンティティの変化として表れるような前年比の変動だ」として、打撃力がチームの強みであることを強調した。

 2024年に歴史的な不振を経験したチームが、わずか2年後には地区優勝を争うまでになった現状を、完成途上ながらも「奇妙だからといって脆いわけではない」と評している。まさに、誰も予想していなかった再建劇が現実となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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