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「ついに、この日がやってきた」大谷翔平のIL入り「責任は誰にある? 全員だ」米記者が辛らつ批判「ドジャースもオオタニもだ」

THE DIGEST編集部

2026.09.12

現地9月11日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷が正式に負傷者リスト入りした。(C)Getty Images

現地9月11日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷が正式に負傷者リスト入りした。(C)Getty Images

 現地9月11日、ロサンゼルス・ドジャースが大谷翔平の負傷者リスト(IL)入りを正式発表した。大谷は3日のセントルイス・カーディナルス戦から6日のワシントン・ナショナルズ戦までの4試合を欠場。7日のシンシナティ・レッズ戦でスタメン復帰したものの、3打数無安打、2三振と精彩を欠いて8~9日の試合を欠場し、ついに11日にIL入りとなった。

 大谷のIL入りについて米メディア『The Athletic』でドジャースを担当するケイティ・ウー記者は、「大谷の負傷騒動において、責任を免れる者はいない。ドジャースのフロントオフィスはチーム最大のスターを守るために、もっと積極的に行動するべきだった。大谷自身も、症状の深刻さを軽視していた」と一刀両断した。

「この数週間、ドジャースが3年連続のワールドシリーズ制覇を目指すにあたり、貴重なスター選手が万全の状態に回復できるよう、負傷者リスト入りさせることが最も安全な選択肢だった。それを示唆する兆候がいくつもあった」

 このように記したウー記者は、「今年の大谷は、左膝の炎症や右腕上腕二頭筋の痛みなど、複数の身体的問題を抱えていた。投手として14先発にとどまり、今シーズンは投手として登板するのは不可能と見られている。打者としても復帰後にどのような貢献ができるのか未知数だ」と、大谷の満身創痍ぶりを報じている。

「これはまさにドジャースが今年1年を通じて避けようとしてきた事態だ。後半戦の大谷の扱い方について疑問を呈するのは当然だ。体調が万全でないことを承知のうえで、投手復帰を試みるべきだったのだろうか、ドジャースはもっと早く投手・大谷を断念すべきだったのか、それとももっと早く負傷者リストに入れるべきだったのか。大谷をフルシーズンの二刀流選手として起用する最初のシーズンでは、試行錯誤がつきものだった」

「それはシーズン開始当初からデーブ・ロバーツ監督とアンドリュー・フリードマン編成本部長の両方が認めていた。公平を期すために言えば、シーズンを通して6人ローテーションを採用し、可能であればチームの休養日前の試合に登板日を組むなど、大谷をできるだけ休ませるための意識的な努力があった。理想的な世界であれば、ドジャースはポストシーズンで大谷を投手と打者として起用したいところだ。しかし、その計画は7月に頓挫した」
 
 左膝と右腕の痛みが長引き、大谷は7月10日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦の先発登板を回避。以降は登板していない。ウー記者は「しかし、大谷選手が投手の調整を始めると、打撃成績が悪化。マウンド復帰する可能性があった8月30日までの3週間で、打率.207、OPS.699。三振率が25%を超えた」と、これまでの経緯を振り返った。

「大谷の劇的な打撃成績の低下は、休ませるのに十分な証拠となるはずだった。ブランドン・ゴームズGMは、それをシーズンの浮き沈みによるものだと片付けた。しかし、事態はそう簡単には収まらなかった。ドジャースのフロントオフィスは、大谷の不調の深刻さに気づいていなかったのだ。9月7日に大谷がラインアップに復帰し、3打数無安打、2三振。スイング中に腕を痛めたものの、大谷はすぐには何も言わなかった。その後、チームは彼を休ませることを決定した」

「ドジャースは今シーズンを通して、大谷の健康状態を最優先事項としてきた。後半戦に入ると、二刀流の肉体的負担が大きいことが明らかになった。32歳の大谷自身も含め、多くの教訓とするべきだろう。大谷は2023年にロサンゼルス・エンジェルスで23試合に先発登板して以来、二刀流でフルシーズンを過ごしたことがない」

 このように嘆いたウー記者は、「ついに、この日がやってきた」と大谷のIL入りを表現。「大谷が復帰するのは早くても9月23日まで欠場する見込みだ。最大の懸念が現実のものとなったのだ。大谷が最短で復帰したとしても、ポストシーズンに向けて万全のコンディションで臨める保証はない」と見通した。

 それでもウー記者は、大谷の復活とポストシーズンでの活躍を期待している。「今は大谷の復帰を待つしかない。打撃練習やライブBPができるほど体調が回復し、メジャーで4~5試合に出場すれば、打撃のタイミングや感覚は取り戻せるだろう」。

 大谷不在のドジャースは現地9月11日の敵地でのマイアミ・マーリンズ戦ぬい6対2で勝利。ナ・リーグ西地区の優勝マジックを5としている。

構成●THE DIGEST編集部
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