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吉田正尚はレッドソックスを離れるのか 米メディアが今オフの放出を予想「契約はすでに回収不能」と厳しい見解

THE DIGEST編集部

2026.10.03

レッドソックスはWCSでヤンキースに敗れシーズンが終了。今後は各選手の去就が話題となる。(C)Getty Images

レッドソックスはWCSでヤンキースに敗れシーズンが終了。今後は各選手の去就が話題となる。(C)Getty Images

 吉田正尚の所属するボストン・レッドソックスは、ア・リーグワイルドカードシリーズ(ALWCS)でニューヨーク・ヤンキースに2連敗を喫し、今季の戦いを終えた。ポストシーズン敗退という結果を受け、所属選手の今後についての話題がここから一気に熱を帯びていくことは確実。特に、放出の噂が絶えない吉田については、その可能性がより現実味を帯びているようだ。

 現地時間9月30日、レッドソックスのWCS敗退決定後、米メディア『FanSided』がオフの退団選手を予想する特集記事を掲載。その中では、ジャレン・デュランやアロルディス・チャップマンらとともに吉田の名前も挙げられている。
 
 同メディアは、来季が5年契約最終年となる背番号7に対し、「吉田の契約は、レッドソックスにとってすでに『サンクコスト(回収不能なコスト)』となっている」と厳しい見方を示しており、一方で、今季のパフォーマンスそのものについては一定の評価を与えている。「しかし今季、実は状況に応じた打者として非常に堅実な働きを見せていた」と振り返り、「OPS.746、wRC+108」といったスタッツを記録したことを紹介。また、対左投手には「OPS.774」と好成績だったとも伝えている。

 しかし同メディアは、「走者としてほとんど価値を生み出せない『単打中心のDH』という吉田のタイプは、現在の野球界のトレンドからはやや外れている」とも指摘。

 また、三振が極めて少ないとして、「役割を限定すればチームに貢献できる選手」として、その打撃スキルについては一定の評価を与えている。それでも同メディアは、「やはり最大の問題として挙げられているのが契約だ」と主張。続けて、これまでも高額年俸がネックとなりトレード成立が「容易ではなかった」と振り返る。

 一方で、吉田の契約が残り1年となり、「レッドソックスが年俸1860万ドルの一部を負担する」、「若手有望株を付ける」などのプランを論じながら、今オフの対応として「年俸負担を減らすことを目的とした放出が、ようやく現実的な選択肢になってきた」と見通している。

さらに、チームには能力の高い野手が数多く揃っていることで、「吉田のために26人枠の1枠を使うことは理想的とは言い難い」とも説いている。

 2シーズン連続でポストシーズンを序盤で終えたレッドソックス。ロースター再編への積極的な動きが予想される中、今オフこそ、吉田のトレードが実現しても不思議ではないのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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