10月30日、埼玉西武ライオンズが平良海馬のポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認した。平良を巡っては、かねてから米メディアで今オフ注目投手として取り上げられており、同日に米紙『New York Post』が「平良がMLB移籍への第一歩を踏み出す。そしてニューヨーク・ヤンキースが興味を示している」と報じた。
「MLBは長期にわたるロックアウトの可能性に直面しているが、それでも一部のトップ日本人選手は今オフシーズンにプロ転向を決断している。日本プロ野球の西武は、右腕投手・平良をポスティングシステムで放出することを発表した」
同紙は「ヤンキースは平良を視察していた球団のひとつ」とし、「先発とリリーフの両方を経験。11月15日に27歳になる右腕の速球は、90マイル半ばから後半(約154~159キロ)を計測する。もしヤンキースの構想に合うとすれば、リリーフでの起用になるだろう」と続けている。
ヤンキースの先発陣は、ア・リーグのサイ・ヤング賞受賞が有力視されているキャム・シュリットラーをはじめ、ゲリット・コール、マックス・フリード、カルロス・ロドン、ライアン・ウェザーズ、ウィル・ウォーレン、クラーク・シュミットとそろっている一方、ブルペンが補強ポイントをされている。
「クローザーのデビッド・ベドナーはFAとなり、ヤンキースは2315万ドル(約36億円)のクオリファイング・オファーを提示する可能性があるが、復帰は保証されていない。ティム・ヒルとライアン・ヤーブローは、シーズン途中に獲得したマイケル・フルマーとジョン・シュライバーと同様にFA市場に出る予定だ。フェルナンド・クルーズは尺側側副靭帯の部分断裂に悩まされており、ブレント・ヘッドリックはチーム最多の81試合に登板した影響でシーズン終盤に調子を落とした」
こうしたチーム状況もあって、同紙は平良との契約を期待。「体格こそ小さいものの、先発投手として適したレパートリーを持っているが、耐久性を疑問視する球団もある。昨シーズンはNPBで146イニングを投げ、防御率は1.36だった」と伝え、ブルペン陣のキーマンに指名している。
ただ、懸念点もある。今オフにロックアウトに突入する可能性が高いためだ。「メジャー挑戦を目指す日本人選手にとって事態を複雑にしているのが差し迫ったストライキ。平良のほか、佐藤輝明、伊藤大海らは11月上旬にポスティングされる見込みで、MLB球団と45日間の交渉期間が設けられるが、しかし労使協定が12月1日に失効する見通しで、これによってロックダウンが発生すると予想されている」という状況だ。
「これらの選手が12月1日までに契約を結ばなければ、45日間の契約期間は一時停止となり、ロックアウトが終了した時点で再開されることになるが、差し迫った労働争議により、このプロセスは早まると見込まれている」
平良を含む日本人選手の去就が、どのように決着するのか。
構成●THE DIGEST編集部
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「MLBは長期にわたるロックアウトの可能性に直面しているが、それでも一部のトップ日本人選手は今オフシーズンにプロ転向を決断している。日本プロ野球の西武は、右腕投手・平良をポスティングシステムで放出することを発表した」
同紙は「ヤンキースは平良を視察していた球団のひとつ」とし、「先発とリリーフの両方を経験。11月15日に27歳になる右腕の速球は、90マイル半ばから後半(約154~159キロ)を計測する。もしヤンキースの構想に合うとすれば、リリーフでの起用になるだろう」と続けている。
ヤンキースの先発陣は、ア・リーグのサイ・ヤング賞受賞が有力視されているキャム・シュリットラーをはじめ、ゲリット・コール、マックス・フリード、カルロス・ロドン、ライアン・ウェザーズ、ウィル・ウォーレン、クラーク・シュミットとそろっている一方、ブルペンが補強ポイントをされている。
「クローザーのデビッド・ベドナーはFAとなり、ヤンキースは2315万ドル(約36億円)のクオリファイング・オファーを提示する可能性があるが、復帰は保証されていない。ティム・ヒルとライアン・ヤーブローは、シーズン途中に獲得したマイケル・フルマーとジョン・シュライバーと同様にFA市場に出る予定だ。フェルナンド・クルーズは尺側側副靭帯の部分断裂に悩まされており、ブレント・ヘッドリックはチーム最多の81試合に登板した影響でシーズン終盤に調子を落とした」
こうしたチーム状況もあって、同紙は平良との契約を期待。「体格こそ小さいものの、先発投手として適したレパートリーを持っているが、耐久性を疑問視する球団もある。昨シーズンはNPBで146イニングを投げ、防御率は1.36だった」と伝え、ブルペン陣のキーマンに指名している。
ただ、懸念点もある。今オフにロックアウトに突入する可能性が高いためだ。「メジャー挑戦を目指す日本人選手にとって事態を複雑にしているのが差し迫ったストライキ。平良のほか、佐藤輝明、伊藤大海らは11月上旬にポスティングされる見込みで、MLB球団と45日間の交渉期間が設けられるが、しかし労使協定が12月1日に失効する見通しで、これによってロックダウンが発生すると予想されている」という状況だ。
「これらの選手が12月1日までに契約を結ばなければ、45日間の契約期間は一時停止となり、ロックアウトが終了した時点で再開されることになるが、差し迫った労働争議により、このプロセスは早まると見込まれている」
平良を含む日本人選手の去就が、どのように決着するのか。
構成●THE DIGEST編集部
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