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ホワイトソックス、世界一ブルワーズから“引き抜き”補強「急速にキャリアを積み重ねてきた」シカゴメディア歓迎「重要な役割を担う」

THE DIGEST編集部

2026.10.31

村上らを擁して5シーズンぶりにポストシーズン進出を果たしたホワイトソックス。(C)Getty Images

 今季、躍進を遂げたシカゴ・ホワイトソックスが、チーム強化に向け新たな動きをみせた。初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたミルウォーキー・ブルワーズでアマチュアスカウト部門副責任者を務めていたマット・ロフ氏を招聘したと現地メディアが報じた。

 世界一に登り詰めた球団のフロントスタッフを、ホワイトソックスが"引き抜いた"と伝えるのは、米誌『Sports Illustrated』だ。今年9月以降、ホワイトソックスにはアマチュア部門の責任者が不在。新たにロフ氏を招いた。

 現在30歳のロフ氏について、記事では「ブルワーズではアマチュアスカウト担当以前の4年間で、スカウト組織のマネジャーやコーディネーターを歴任している」と説明。また、アリゾナ・ダイヤモンドバックスでもスカウト部門を担当していたと綴っている。

 同メディアは、「MLBの球団組織内で急速にキャリアを積み重ねてきた人物」とロフ氏を評し、「ワールドシリーズ王者のフロントで重要な役割を担っていた人物を獲得できたことは、ホワイトソックスにとって間違いなく明るい材料だ」と報じた。

 
 今季メジャー最多勝利数を記録した"最強軍団"ブルワーズは、総年俸がメジャー平均以下と低予算の球団運営でも注目を集めた。大物選手獲得に頼らず、育成をより重視するチーム作りを推し進め、念願の世界一を達成している。

 シカゴのスポーツメディア『ChiCitySports』も、ホワイトソックスの新スタッフの話題に反応。ブルワーズでフロント業務を歴任してきているロフ氏の加入を歓迎し、「ドラフトを軸とした戦力強化で世界一に上り詰めたブルワーズの成功例は、ホワイトソックスが目指す球団づくりの指針となりそうだ。今後、ロフ氏はその構想において重要な役割を担うことになる」と期待した。

 村上宗隆の加入や若手選手の台頭を背景に、今季は5シーズンぶりにプレーオフ進出を果たした。ロフ氏がブルワーズで培った経験や手腕を生かし、長期的な戦力強化にどのような成果をもたらすのか。さらなる飛躍を目指す球団にとって、世界一を経験したフロント幹部の加入は大きな意味を持つはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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