プロ野球

「今シーズンの試合日程を総合的に検討し、判断しました」セ・パ交流戦の中止が決定。05年の開始以降初めて

THE DIGEST編集部

2020.04.18

19試合予定されていた今年のセ・パ交流戦は中止が決定した。※写真は昨年の交流戦。写真:朝日新聞社/日刊スポーツ

 一般社団法人日本野球機構(NPB)は17日、公式ウェブサイトで、5月26日から開催が予定されていた、2020年日本生命セ・パ交流戦の中止を発表した。

 「新型コロナウイルスの影響で開幕延期が余儀なくされているなか、今シーズンの試合日程を総合的に検討し、判断しました」と中止の理由を説明したNPB。また、五月中の公式戦の開幕を見送ることも決定した。

 セ・パ交流戦は、2005年に開始された。05年、06年は6試合総当たりの各チーム36試合、07年から14年は4試合総当たりの各チーム24試合、15年から19年は3試合総当たりの各チーム18試合が行われ、今年も18試合が予定されていた。開催中止は05年以降初めてのこと。
 
 NPBは、今月3日に開幕の無期限延期を発表した。その際、斉藤惇コミッショナーは「ある程度試合数を減らすことも検討しなければ」との声明を出している。開幕時期、試合数を含め、今後の決定に注目が集まる。

 次の開幕時期の協議は、23日の「第六回新型コロナウイルス対策連絡会議」を踏まえて今月下旬から来月上旬に行なわれる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

【日本シリーズPHOTO】ソフトバンクが3年連続日本一!!試合後には阿部慎之助も宙に舞う!!!