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ブライス・ハーパーがMLBのシーズン開催について「ハーパー案」を展開。シーズン135試合、プレーオフは10チームで

THE DIGEST編集部

2020.05.16

SNSで独自のシーズン構想を展開したフィリーズのハーパー。写真:田口有史

 メジャーリーグ、フィラデルフィア・フィリーズ所属のブライス・ハーパーが2020年シーズンについて、独自の構想を明らかにした。

 ハーパーは16日、自身のインスタグラム(@bryceharper3)を更新。「私が考えている一つのアイデアに過ぎない」と前置きしつつも、メジャーリーグの開催方針について持論を展開している。

 第一に、NBAと同様に東西に分けて行う。試合数については、シーズンは7~10月と11月上旬までに135試合行う。2週に一度の休みや7イニング制のダブルヘッダー導入も提案した。

 この過密日程をクリアするため、ハーパーは登録選手をこれまでの26人から30人に拡張することを提案。先発投手を、現在一般的な5人から6人にして投手の疲労を軽減するという。

 プレーオフはスーパーボウルウィークのようなスタイルで2週間行う。10チームが参加し、カレッジワールドシリーズのようなスタイルが望ましいとした。ワールドシリーズは7試合制で、その前にオールスターゲームとホームランダービーを開催する。
 
 長引くシーズンを考慮し、来年は5月1日、再来年は4月1日を開幕日とする。といった内容だ。

 この提案は、シーズン82試合制、14チーム参加のプレーオフといったオーナー側が承諾したシーズン計画とはかなり異なるものである。「アイデアをかざすだけも楽しい」と本人は言っているが、他の選手はどんなものを理想としているのだろうか? 選手側との交渉の末、どのような内容でシーズンが開催されるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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