専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「ドラフトの日はいつまでも特別です」大谷翔平がSNSで“将来のメジャーリーガー”にエール!

THE DIGEST編集部

2020.06.11

大谷がドラフトの特別さを語った。(C)Getty Images

大谷がドラフトの特別さを語った。(C)Getty Images

 現地10日、メジャーリーグでは今年のドラフト会議が開催された。新型コロナウイルス感染拡大によって例年行われていた指名は40巡目→5巡目、人数にして1200人から150人前後にまでプロ入りの門戸が狭まることになった。

 しかし、そんな“異例”なイベントになったとしても特別なことに変わりはない。そう証言しているのが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)である。

 大谷はドラフトが開催される5時間前に、先日開設したインスタグラム(@shoheiohtani)を更新。自身がプロ入りを果たした北海道日本ハムファイターズでの入団会見の写真を添えながら、こうコメントを残した。

「ドラフトの日というのは、いつまでも特別なものになるはずです。今日からメジャーリーグのキャリアを歩むことになる全選手の健闘を祈ります」
 
 大谷らしい“強い”言葉は、彼自身のキャリアを考えれば納得だ。大谷は結果的に2012年ドラフト1位で日本ハムに“単独”指名されたが、それは彼自身が、「高卒→即メジャー」を掲げ、他11球団が足踏みしたからに他ならない。しかし大谷の強い意志にも日本ハムは果敢に指名に踏み切り、「投打二刀流」の育成プランなどを提示することで、翻意に成功。そして大谷は期待以上に成長を遂げ、17年オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を果たしている。

 大谷の投稿には、日本ハムファンと思われる方の「ユニフォーム姿がなつかしい!」「入団してくれてありがとうございます!」といったコメントや、アメリカのファンの「素晴らしいコメント!」「最高の選手だ」、さらには昨年20歳の若さで最優秀防御率を獲得した山本由伸(オリックス)が「いいね」するなど反響を呼んでいる。

 本日行われたドラフトでは、全体1位でデトロイト・タイガースに指名されたスペンサー・トーケルソン(アリゾナ州大)をはじめ、まずは29人がプロ入りの機会を得た(ヒューストン・アストロズはサイン盗みによる罰則で指名権が剥奪されている)。エールを送った大谷と競い合う日が来るのが楽しみだ。ちなみに、ストーリーでは、エンジェルスが1位指名した左腕、レイド・デトマーズに対して「おめでとう」と投稿している。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号