オーナー側と選手会の対立でシーズン開幕が遅れているMLBだが、ここへ来てまた新たな難題が持ち上がった。大谷翔平が所属するアナハイム・エンジェルスやフィラデルフィア・フィリーズ、ヒューストン・アストロズなどで12球団で複数の選手、職員が新型コロナウイルスに感染したことが発覚。これを受け、MLBはアリゾナ、フロリダにある全30球団のトレーニング施設を一時閉鎖することを決めた。
『USAトゥディ』紙の報道によれば、MLB機構は全球団の施設の徹底的に消毒・清掃することを指令。これを受け、大半の球団がキャンプ地ではなくそれぞれの本拠地球場でトレーニングを行ったが、カナダのトロントに本拠を置くトロント・ブルージェイズだけは、移動制限のためフロリダにとどまるという。
また、テキサス、フロリダ、アリゾナに関しては、州全体でも新型コロナウイルスの感染者数が急上昇中。この3州にフランチャイズを置くチームが5つもあることも懸念材料となっている。
この状況では、仮にオーナー側と選手会の交渉が妥結したとしても、シーズン開幕がさらに遅れる可能性は否定できない。
構成●SLUGGER編集部
【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
『USAトゥディ』紙の報道によれば、MLB機構は全球団の施設の徹底的に消毒・清掃することを指令。これを受け、大半の球団がキャンプ地ではなくそれぞれの本拠地球場でトレーニングを行ったが、カナダのトロントに本拠を置くトロント・ブルージェイズだけは、移動制限のためフロリダにとどまるという。
また、テキサス、フロリダ、アリゾナに関しては、州全体でも新型コロナウイルスの感染者数が急上昇中。この3州にフランチャイズを置くチームが5つもあることも懸念材料となっている。
この状況では、仮にオーナー側と選手会の交渉が妥結したとしても、シーズン開幕がさらに遅れる可能性は否定できない。
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