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「今日の大谷の投球は大幅に改善されていた」――現地記者は今後の復活に太鼓判!

SLUGGER編集部

2020.08.03

ビエッティ記者によれば、大谷の不調の原因は「すべては腕の振りの問題」だという。(C)Getty Images

ビエッティ記者によれば、大谷の不調の原因は「すべては腕の振りの問題」だという。(C)Getty Images

 現地時間2日、今季2試合目の登板を果たした大谷翔平(エンジェルス)。1死も取れずに5失点で降板した前回とは異なり、初回は三者凡退。だが、2回にまたも制球を乱して5四球を与え、押し出しで2点を失ってマウンドを降りた。

 最速156キロをマークした球速が、突如として143キロまで低下したこともあって懸念の声も上がっているが、一方で「それほど心配することはない」という意見も存在する。

『CBSスポーツ』のダニー・ビエッティ記者によれば、「今日の大谷の投球は大幅に改善されていた。2回は荒れたが、イニング中に身体の動きをアジャストできていた」という。2回に荒れた原因は、腕の振りがまだ遅く、身体全体の動きに追いついていないためだという。
 
 本来、投手は球速を上げるためにも、そして狙いどおりのところに投げるためにも、左側ではなくホームプレートに向かって動作するのが理想。だが、2回の大谷は初回に比べ、身体全体が左に流れていたことが、ビエッティ記者が自身のツイッター(@DannyVietti)に投稿した比較動画からもわかる。

 ビエッティ記者は「すべては腕の振りの問題」とした上で、「これが万全の状態になるには時間がかかる」と予想。だが、「ボールそのものの力は相変わらず素晴らしいので、エンジェルスファンはそれほど心配することはないだろう」と、今後の復活に改めて期待を寄せている。

構成●SLUGGER編集部

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