ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間10日、本拠地で行われたオークランド・アスレティックス戦に「5番・DH」で先発出場し、6回の第4打席に今季4号となる2ランを放った。
会心の一撃だった。この日は相手先発が左投手ということもあり、5番と打順を下げた大谷。前日の試合では今季初のマルチ安打を放つなど、徐々に状態が上向きつつあったが、この日の第1打席は四球、第2打席は遊撃ゴロと快音はなかった。
しかし4回の第3打席、右翼線に見事な二塁打をマーク。この一打は、左腕から今季10打数目にして初のヒットでもあった。そして6回、4番のアンソニー・レンドーンが通算1000安打を達成してお祝いムードが漂う中、その初球となる95.8マイル(154キロ)の速球を一振り。打球は一瞬にして右中間スタンドへと消えていった。実況もいつものように「ビッグフライ、オオタニサーン」と歓喜しながらこの一打を称えている。
飛距離417フィート(127m)、打球初速110.4マイル(178キロ)の会心の一打は今季4号ホームラン。試合を9対9の振り出しに戻す、シチュエーションも完璧一発だった。これにて通算44号となり、本塁打数は井口資仁に並ぶ日本人メジャーリーガー歴代4位タイまで浮上している。
構成●SLUGGER編集部
会心の一撃だった。この日は相手先発が左投手ということもあり、5番と打順を下げた大谷。前日の試合では今季初のマルチ安打を放つなど、徐々に状態が上向きつつあったが、この日の第1打席は四球、第2打席は遊撃ゴロと快音はなかった。
しかし4回の第3打席、右翼線に見事な二塁打をマーク。この一打は、左腕から今季10打数目にして初のヒットでもあった。そして6回、4番のアンソニー・レンドーンが通算1000安打を達成してお祝いムードが漂う中、その初球となる95.8マイル(154キロ)の速球を一振り。打球は一瞬にして右中間スタンドへと消えていった。実況もいつものように「ビッグフライ、オオタニサーン」と歓喜しながらこの一打を称えている。
飛距離417フィート(127m)、打球初速110.4マイル(178キロ)の会心の一打は今季4号ホームラン。試合を9対9の振り出しに戻す、シチュエーションも完璧一発だった。これにて通算44号となり、本塁打数は井口資仁に並ぶ日本人メジャーリーガー歴代4位タイまで浮上している。
構成●SLUGGER編集部