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プロ野球

「すごい背中を押される」DeNA・梶谷隆幸が大きくなった声援に応え2本塁打の活躍!チームも首位巨人に連勝

THE DIGEST編集部

2020.09.19

増えた観客の声援による後押しによって、2本塁打を放った梶谷。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

増えた観客の声援による後押しによって、2本塁打を放った梶谷。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 DeNA7-1巨人/9月19日/横浜スタジアム

 DeNA打線に4本塁打が飛び出し、投打で巨人を圧倒。首位相手に連勝を飾った。

 1回裏DeNAは、幸先よく先制する。相手のエラーなどで二死二塁にチャンスを作ると、打席には打率リーグトップの4番佐野恵太。巨人先発の今村信貴の5球目の直球を捉えると、打球は右翼線へ。二塁打となり、8試合ぶりの打点を挙げた。

 さらに3回に2番梶谷隆幸、3番ソトの連続本塁打で2点を追加する。そして、先発の濱口遥大は、得意のチェンジアップを有効に使い5回まで無失点の好投。6回には3番坂本勇人にタイムリーを打たれ降板するも、2番手国吉佑樹が後続を断ち、最少失点で切り抜けた。

 勝敗を分けたのは、7回の攻防だった。一死満塁でパーラが投ゴロ併殺に倒れ、逆転の好機を逸した巨人に対し、DeNAには梶谷、佐野の2人に2ランが飛び出す。その後、リリーフが完璧に抑えたDeNAが逃げ切った。

 DeNAは連勝で貯金は2。巨人は3試合ぶりに得点するも、あと1本が出ず、3連敗となった。
 
 試合後、2本塁打の梶谷は、「(1本目は)何とか1本出したいという気持ちでいった。(2本目は)すごくいいスイングができた。久々にいいホームラン」と振り返った。打撃の状態については「いいスイングが常にできている。継続していきたい」と手ごたえを口にした。

 観客の入場制限が緩和され、これまでの3倍近い1万3000人余りが入場した今日の試合。梶谷は「すごい背中を押される。より多く足を運んでいただきたい」とファンに呼びかけた。熱いファンと共にもう一波乱起こせるか、今後のDeNAの活躍に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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