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プロ野球

「なんとかチームのために」日本ハム有原航平が8回無失点の力投。前回の9失点から一転、エースの意地を見せる

THE DIGEST編集部

2020.09.19

有原が8回無失点の快投を見せ、ロッテに勝利。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

有原が8回無失点の快投を見せ、ロッテに勝利。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 日本ハム3-1ロッテ/9月19日/札幌ドーム

 日本ハムの有原航平が8回無失点の快投。打線も少ないチャンスをものにし、2位ロッテに連勝した。

 1回裏、日本ハムは制球の定まらない立ち上がりのロッテ先発・石崎剛を攻める。一死一、三塁から打点リーグトップの4番中田翔の犠飛で先制した。

 その後、5回までは日本ハム先発の有原、ロッテの石崎、2番手チェングァンユウがしっかりと抑え、スコアが動かず進む。

 再び試合が動いたのは6回裏。中田、渡邉諒の連打でチャンスを作ると、一死満塁で代打大田泰示。チェンの2球目をセンター前に運び、エラーも絡んで日本ハムが2点を追加した。

 有原は打たせて取るピッチングで8回を121球で投げ切り、前回、3回途中9失点だった13日の楽天戦の雪辱を果たし、今季5勝目を挙げた。
 
「前回がひどいピッチングで迷惑をかけたので、何とかチームのために勝ちたいと思って投げた。調子はあまり良くなかったが、野手の方がしっかり守って、点を取ってくれた」と登板後に話した有原。「今日のようなピッチングを続けて、どんどん勝っていきたい」と意気込んだ。

 共にヒーローインタビューに上がった大田は「今日は目つきが違った。力強い投球で、頼もしいエースだと思った」と有原を評した。チームメイトからの信頼も厚い、昨年の最多勝投手の気迫溢れる投球によって、CS出場を目指すチームはさらに勢いづくに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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