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プロ野球

「ローテ入りの資格を持った投手」石井監督も納得の楽天ドラ1・早川隆久、初実戦で2回無失点デビュー<SLUGGER>

岩国誠

2021.02.21

実戦デビューの早川が2回を3奪三振無失点に抑え、好スタートを切った。写真:岩国誠

実戦デビューの早川が2回を3奪三振無失点に抑え、好スタートを切った。写真:岩国誠

 楽天ドラフト1位・早川隆久が20日、練習試合の日本ハム戦で登板し、1安打を許したものの2回を3奪三振無失点。ストレートは最速150キロを計測するなど、上々の実戦デビューを飾った。

 期待のドラ1が前評判通りの投球を見せた。田中将大のあとを受け、3回からマウンドに上がった早川。プロ初実戦ということで最初は緊張していたというが、初球ストライクが取れたことで、その緊張も解けた。しかし、先頭打者の2番・中島卓也に、いきなりプロの凄みを感じさせられたという。

「外のカットボールを投げた時ファールにされたんですが、バットが急に出てきたのでびっくりしました」

 ファールで粘るのは中島の持ち味だが、初対戦で早くもプロの洗礼を浴びたというところだろうか。その中島に8球目を捉えられたが、三塁・茂木が横っとびの好プレーで援護。母校・早稲田大の先輩に助けられると、そこから自分のリズムを掴み、3番・西川、4番・中田を連続三振に抑えた。続く4回には、一死から6番・野村に初安打を許したものの、テンポの良い投球で後続を打ち取り、2回を1安打無失点。3奪三振という内容で、しっかり結果を残した。

 この日、最速は150キロを計測。3回に対戦した3番・西川に三振を奪ったほか、前の打席で田中に3ランを放った4番・中田からも空振りを奪って見せるなど、自慢のストレートが要所で威力を発揮した。しかし、今回の結果に驕ることはない。
 
「しっかり腕は触れていたと思うので、ストレートも走っていたと思います。押していけるなという手応えはありますが、相手打者も初見なので、そこに関して驕ることはなく、ここからもう1段階上げて(シーズンでは)また違ったボールを投げたいと思います」

 もう1段階上げるための課題。早川はすでにこの試合で、それを見つけている。

「(野村に)ヒット(右前打)を打たれたボールは、外角高めに行ったボール。そこを外角低めに持っていければ見逃し三振を取れていたかなと感じていたので、そういう真っ直ぐの低めに伸びていくボールを今後も投げて行きたいと思います。変化球の精度もそうですが、真っ直ぐの強さももう1段階上げて、開幕に向けて、自分の持ち味を見せていければと思います」

 バックネット裏には、他球団のスコアラーが数多く陣取り、注目ルーキーを見定めていた。同一リーグで対戦するオリックス・渡辺正人スコアラーは「本当にルーキーなのかと思うくらい完成度が高い。ローテーションには入ってくるものだというつもりで見ている」と、戦力として警戒を強めていた。

 初実戦を上々のスタートを切って見せた早川。石井監督にも「ローテーション入りの資格を持ったピッチャー」と、ポテンシャルの高さを再認識させたドラ1ルーキーが今後、全てを乗り越え、開幕ローテーションを掴み取れるか。

取材・文●岩国誠

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