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MLB

「あれは美しい…」大谷翔平の“激走”を百戦錬磨の名将マッドンもベタ褒め!「ショウヘイは100%正しい」

THE DIGEST編集部

2021.04.17

2塁ベース上で笑みを浮かべる大谷。彼の溌溂としたプレーに指揮官も目を細める。(C) Getty Images

2塁ベース上で笑みを浮かべる大谷。彼の溌溂としたプレーに指揮官も目を細める。(C) Getty Images

 溌溂としたプレーが勝利の呼び水となった。

 現地時間4月16日に本拠地でツインズを迎え撃ったエンジェルスは、7回裏に一挙6点を奪うなど打線が爆発し、10-3の大勝。難敵を相手に勝ち星をもぎ取った。

 中盤以降は手に汗握るシーソーゲームとなるなか、「2番・DH」で先発したエンジェルスの大谷翔平が見せ場を作ったのは、1点を追う6回裏だ。

 無死一塁の好機で3打席目に立った大谷は、相手右腕ランディ・ドブナックの低めの変化球に対応。バットを折りながらもセンター前に弾き返すと、外野手の送球の間に二塁へ進塁。さらに続く3番マイク・トラウトのレフト前ヒットで一気に駆け抜け、逆転のホームを踏んだのである。

 二塁ベース上で大きなガッツポーズを掲げ、生還した際には満面の笑みを浮かべた大谷。そんな26歳のサムライが示した激走を、指揮官のジョー・マッドンは「あれはかなり良かったし、美しいものだった」と褒めちぎった。

【動画】バットを粉砕されながら「力」でヒットにした大谷翔平のセンター前ヒットはこちら

「あの一連のプレーはチームに勢いというものを作り出す。ショウヘイは迷わなかったね。自身の目の前で起きたプレーをしっかり見極め、100パーセント正しいことをしたと私は確信している」

 百戦錬磨の指揮官が激賞した大谷の走塁には、現地メディアからも賛辞が上がっている。MLB公式サイトでエンジェルス番を務めるレット・ボリンジャー記者は、「フレッチャーとオオタニの積極果敢な走塁が報われた」と描写した。

「フレッチャーは一塁から三塁に到達し、オオタニも二塁を果敢に突く素晴らしいベースランニングだった。オオタニは二塁到達後に感情を露わにした」

“投打”だけでなく走りでも魅せ、チームに貢献している大谷。好調エンジェルスを支える出色のパフォーマンスから今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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