大迫力の“乱闘”が展開された。現地時間5月1日に開催された本拠地でシンシナティ・レッズとシカゴ・カブスの一戦だ。
カブスが1点のリードをした8回裏だった。1死からレッズの4番手アミール・ギャレットは、相手の4番アンソニー・リゾーをスライダーで空振り三振に切って取ると、胸をたたきながら雄たけびをあげた。
相手左腕のオーバーリアクションにカブス側も声を荒げた。そしてギャレットが反応するやいなや、激高したハビア・バエズがベンチを飛び出して、敵投手へと向かっていったのだ。結局、両軍総出となる大乱闘へと発展していった。
中指を突き立て、「ふざけんじゃねぇ! なめんなよ」と暴言を吐き捨てた“エル・マーゴ(魔術師)”の異名を持つ名手は、試合後の取材で「ギャレットのスタイルは分かってるけど、仲間やチームを馬鹿にするのは許せない」とリゾーに敬意を欠いた相手投手への怒りを隠さなかった。
【動画】世界が騒然としたカブスの魔術師バエズの大乱闘シーンはこちら 一方でギャレットも黙ってはいない。試合後の取材で「一体何が起きたのかはよくわからない」と語ったうえで、バエズを非難した。
「何と言われようと嘘をついているのはあいつだ。あいつの仲間でさえ味方になんかならないと思う。あいつが間違っていることを知っているからな。俺たちは野球をするためにここにいる。闘うためじゃない。何よりも試合を尊重すべきだ。もしも、また同じようなことがあれば、俺も同じようなことをするさ」
血の気の多い両雄の乱闘は地元メディアも大きく取り上げている。カブスの専門メディア『CubsHQ』が「レッズとの確執は根深い。バエズは中指を突き立てて露骨に怒りを露わにした」と記せば、米放送局『CBS』は、「発端となったギャレットが何を言ったかは不明だが、三振を奪った彼にバエズは尋常じゃないぐらいに怒った」と乱闘シーンを描写した。
同じナショナル・リーグ中地区で争う両軍の対戦が白熱するのは必至。そのなかでヒートアップしたバエズとギャレットの対決は注目したいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
カブスが1点のリードをした8回裏だった。1死からレッズの4番手アミール・ギャレットは、相手の4番アンソニー・リゾーをスライダーで空振り三振に切って取ると、胸をたたきながら雄たけびをあげた。
相手左腕のオーバーリアクションにカブス側も声を荒げた。そしてギャレットが反応するやいなや、激高したハビア・バエズがベンチを飛び出して、敵投手へと向かっていったのだ。結局、両軍総出となる大乱闘へと発展していった。
中指を突き立て、「ふざけんじゃねぇ! なめんなよ」と暴言を吐き捨てた“エル・マーゴ(魔術師)”の異名を持つ名手は、試合後の取材で「ギャレットのスタイルは分かってるけど、仲間やチームを馬鹿にするのは許せない」とリゾーに敬意を欠いた相手投手への怒りを隠さなかった。
【動画】世界が騒然としたカブスの魔術師バエズの大乱闘シーンはこちら 一方でギャレットも黙ってはいない。試合後の取材で「一体何が起きたのかはよくわからない」と語ったうえで、バエズを非難した。
「何と言われようと嘘をついているのはあいつだ。あいつの仲間でさえ味方になんかならないと思う。あいつが間違っていることを知っているからな。俺たちは野球をするためにここにいる。闘うためじゃない。何よりも試合を尊重すべきだ。もしも、また同じようなことがあれば、俺も同じようなことをするさ」
血の気の多い両雄の乱闘は地元メディアも大きく取り上げている。カブスの専門メディア『CubsHQ』が「レッズとの確執は根深い。バエズは中指を突き立てて露骨に怒りを露わにした」と記せば、米放送局『CBS』は、「発端となったギャレットが何を言ったかは不明だが、三振を奪った彼にバエズは尋常じゃないぐらいに怒った」と乱闘シーンを描写した。
同じナショナル・リーグ中地区で争う両軍の対戦が白熱するのは必至。そのなかでヒートアップしたバエズとギャレットの対決は注目したいところだ。
構成●THE DIGEST編集部