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MLB

「まるで爆発した火山のようだ!」大谷翔平の“起死回生アーチ”に名将マッドンも唸る!「一発逆転が必要だった」

THE DIGEST編集部

2021.05.17

大谷の“起死回生弾”にベンチは大興奮。指揮官はその様子を「爆発した火山」と表現している。(C)Getty Images

大谷の“起死回生弾”にベンチは大興奮。指揮官はその様子を「爆発した火山」と表現している。(C)Getty Images

 サムライ戦士の圧倒的な活躍に指揮官も興奮を隠せない。

【PHOTOギャラリー】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!

 現地時間5月16日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。メジャートップタイに並ぶ今季12号ホームランを含む、5打数1安打2打点でチームの連敗を「4」で止めた。

 最大の見せ場となったのは、1点を追う9回2死の場面。この日は4打席目まで無安打に抑えられていた大谷だが、ここでは守護神マット・バーンズの97マイル(約156キロ)を一振りで捉えると、打球は右翼席へグングンと飛距離を伸ばし、これが6-5に試合をひっくり返す逆転2ランとなった。
 
 試合後、エンジェルスを率いるジョー・マッドン監督は「(この勝利は)本当に大きい。厳しい道のりだった。勝つべき試合で勝てなかったこともあった」と4試合続いていた敗戦を回想。「リードを与えてはいけないし、今日も危険にさらしてしまった。でも(今日は)戻ってきた。一発逆転が必要だったんだ」と、内容を振り返っている。

 また、今日の試合は「想像通りの展開だった」というマッドンだが、勝利に沸いたベンチの雰囲気については「まるで爆発した火山のようだった」と、興奮気味に表現。「何と言うべきか、とにかく素晴らしかった」と言葉を詰まらせながらも、チームには「元気になれる何かが必要だった」と語った。 

 今季に入ってから二刀流の完全復活どころか、周囲の予想を上回る活躍を続ける大谷。類い稀なるそのスター性は、米球界でも傑出している。

構成●THE DIGEST編集部

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