専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平、3打数1安打も快足で存在感!チームは打線爆発で9得点も、リリーフ陣が崩れて1点差で辛勝

SLUGGER編集部

2021.05.27

6回に内野安打を放った大谷。今日は俊足で魅せ場を作った。(C)Getty Images

6回に内野安打を放った大谷。今日は俊足で魅せ場を作った。(C)Getty Images

 現地5月26日、本拠地エンジェル・スタジアムでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場した大谷翔平(エンジェルス)は3打数1安打1四球を記録。チームは9対8で辛勝した。

 1番のジャスティン・アップトンが2試合連続先頭打者本塁打を放った直後の第1打席。2者連続弾も期待された中、まず大谷はチェンジアップをひっかけてショートゴロに終わる。だが、エンジェルス打線はこの回、一気に5点を先制。続く2回に1死一塁で第2打席が回ってきた大谷は積極的にフルスウィングするも、ここもチェンジアップにやられて空振り三振に倒れた。
 
 この後、4回表には本塁打王を争うライバルの一人であるアドリス・ガルシアが、メジャートップタイの16号を放って大谷を抜き去る。大谷も負けじと一発を放ちたいところだったが、5回の第3打席はフルカウントから四球。この後、アンソニー・レンドーンのタイムリー二塁打で生還した。

 そして6回の第4打席は投手が代わって、2番手ウェス・ベンジャミンとの対戦。2ストライクまで追い込まれるも、5球目のインローへのカッターを捉え、快足を飛ばして三塁への内野安打を放った。この後は打席が回ってくる機会がなく、ガルシアを追う16号本塁打はお預けとなった。

 打線爆発で9得点を挙げたエンジェルスだが、終盤にリリーフ陣が崩れ、8回にはわずか1点差まで追いつかれる。だが、8回途中から緊急登板したクローザーのライセル・イグレシアスが、レンジャーズの反撃を水際で阻止。そのまま回跨ぎで9回も締め、エンジェルスはかろうじて勝利。ジョー・マッドン監督の監督通算1300勝を3連勝で飾り、レンジャーズに代わって地区4位へ浮上した。
 
構成●SLUGGER編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号