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MLB

「瞬きしたら見逃すぞ」大谷翔平の“マルチ本塁打”に現地メディア感嘆!「HRダービーのウォーミングアップ中だ」

THE DIGEST編集部

2021.06.19

ホームラン・ダービーに出場することを発表した26歳は、その日2本のアーチを放って見せた。(C)Getty Images

ホームラン・ダービーに出場することを発表した26歳は、その日2本のアーチを放って見せた。(C)Getty Images

 現地時間6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で開催されたデトロイト・タイガース戦に「2番・DH」でスタメン出場。20号・21号と2本のホームランを放つ大活躍で、チームの勝利に貢献した。

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 1本目が飛び出したのは、5回1死一塁で迎えた第3打席だ。ボールカウント2-2と追い込まれた大谷だったが、相手先発のホゼ・ウレーニャが内角に投じた92.2マイル(約148.3キロ)のシンカーを鋭い当たりでジャストミート。発射角度こそ18度だったが、速度114マイル(約183.4キロ)で飛んだ打球は、低弾道のまま右中間スタンドへ一直線で飛び込んだ。

 2本目のアーチは、ゲーム終盤の8回に回ってきた第5打席だ。5人目としてマウンドに上がった右腕ジョー・ヒメネスのチェンジアップにうまくタイミングを合わせた打球は、高々とセンター方向に上がり、そのまま左中間フェンスの先へ消えていった。

 この試合前に7月12日のオールスター前夜祭として行なわれるホームラン・ダービーに出場を表明した背番号17。同日に軽々と2本のホームランを放ったことに『MLB.com』は公式Twitterで「HRダービーのウォーミングアップ中だ」と実況している。
 
 また試合を中継する地元放送局『Bally Sports West』では、「瞬きしていたら見逃すぞ」とファンに向けてコメント。続けて、1本目のホームランのスタットキャストのデータがテロップで表示された動画を添えて、「このホームランは全てスピーディーだった」と綴り、滞空時間3.8秒、ベース一周のタイムは17秒30(MLB平均22秒90)であったことを明かした。

 2019年6月30日以来、メジャー4度目の複数本塁打とした26歳。来るホームラン・ダービーでも、信じられないような記録が飛び出しそうだ。

構成●THE DIGEST編集部 

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