専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

元二刀流の100マイル有望株“バズの魔法使い”が侍ジャパンの前に立ちはだかる!【東京五輪】

SLUGGER編集部

2021.08.02

ブロンドの長髪をたなびかせながら剛速球を連発するバズ。侍ジャパン相手にどのような投球を見せてくれるか注目だ。(C)Getty Images

ブロンドの長髪をたなびかせながら剛速球を連発するバズ。侍ジャパン相手にどのような投球を見せてくれるか注目だ。(C)Getty Images

 野球日本代表は今日からノックアウトステージを戦う。相手は優勝候補の一角アメリカ。日本が田中将大(楽天)を先発マウンドに送り出す侍ジャパンに対し、アメリカは22歳のシェーン・バズに命運を託す。

 バズは100マイルを超える剛速球の持ち主として、アメリカ国内でも注目を集めているプロスペクト(若手有望株)だ。高校時代は二刀流選手としても名を馳せ、2017年ドラフト全体12位指名でパイレーツに入団、18年7月にトレードでレイズに加入した。今年6月に2Aから3Aに昇格し、メジャーデビューはもう目前と言っていい。
 
 最速100マイルに達する4シームとスライダーは以前から定評があったが、ここ1年でチェンジアップが向上。レパートリーが増えたことで、投球に幅が出てきた。今季は2Aと3Aで計12試合に登板し、55.2イニングを投げて防御率2.26、奪三振率13.26と素晴らしい成績を残しており、未来のスター候補が一堂に集結するオールスター・フューチャーズゲームにも選出された。

 五輪公式ページのプロフィールで紹介されているニックネームは“バズの魔法使い(The Wizzard of Bazz)”。サイ・ヤング賞2度の球界最強投手ジェイコブ・デグロム(メッツ)をお手本としている22歳の豪腕は、侍ジャパン相手にどんなピッチングを見せてくれるだろうか。

構成●SLUGGER編集部
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号