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MLB

103年ぶりの偉業へ! 大谷翔平が日本時間20日に二桁勝利をかけて先発登板決定「無理をする必要はないが、状態は十分」

THE DIGEST編集部

2021.09.18

17日(現地時間)の登板は流れた大谷。しかし、コンディションは高まっているようだ。(C)Getty Images

17日(現地時間)の登板は流れた大谷。しかし、コンディションは高まっているようだ。(C)Getty Images

 偉業達成に向け、大谷翔平は止まらない。

 現地時間9月17日、ロサンゼルス・エンジェルスは、大谷の次回登板が9月19日(現地時間)に本拠地で行なわれるオークランド・アスレティックス戦に決まったと発表した。
【動画】名投手も唸った大谷翔平の『伝家の宝刀』スプリットでの奪三振シーン

 2日前に行なったキャッチボールで右腕に張りを感じた大谷は17日の登板を回避。ジョー・マッドン監督も、「もちろん9勝よりは10勝のほうがいい。だからといって、我々はそれを成し遂げるための登板を許すことはできない」と、今季の登板を回避させる意向も示していた。

 しかし、この日の試合前に27歳のサムライはブルペン入り。スライダー、スプリットなどを交えて32球を投げ込み、首脳陣を納得させたようだ。
 
 勝てば、1918年にベーブ・ルースが記録した「二桁本塁打・二桁勝利」の偉業を達成する。それだけに大谷の回復具合は現地でも小さくない話題となっている。米最大の移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は「止まらない。止まりたくない」と報道し、「エンジェルスが残りのシーズンで無理をする必要はないが、オオタニの状態は日曜日の試合で投げるのに十分な様子だ」とレポートした。

 久々の登板で大記録を達成できるのか。ルースに並べば、大谷の声価はさらに高まっていきそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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